スナップスナップ

選手達の素顔、戦いの裏側をお届けします。
FC岐阜の選手達の生の息づかいを感じてください!
写真は随時更新していきますのお楽しみに!

写真

vol01:劇的瞬間

 
2008年3月23日(日)岐阜メモリアルセンター長良川競技場
FC岐阜 2-1 徳島ヴォルティス
写真 左:片山選手

J2に昇格したFC岐阜と時を同じくして、Kaz Photographyに新規参入しました、 Kaoriです。第1回目は、私が担当致します。


チーフ・カメラマンKazの指示のもと、ペナルティー・エリア内のスペシャリストを 目指し、レンズを1本(135mm)に絞り、”スナイパーのごとく一発必中”が私に与 えられたテーマ。
カメラは性能が良く連写ができますが、チーフのアドバイスは“たった一発で獲物をし とめること”イコール、ゴールの決定的瞬間を1回のシャッターで捉えることです。
簡単そうに思われるかもしれませんが、実際にはなかなか上手くいきません。 両サイドからのセンタリングには、そちらに目がいきがちです。サイドからボールを あげる選手を追っていては、ゴール前のシュートを打つ選手にボールが渡った時に カメラが追いつけません。
そのため、『この選手にパスが来る』というのを読んで、シュートを打つ選手をマーク しておかなければならないのです。ディフェンダーになったつもりで攻撃を予測するのです。
アドバイスをしっかり頭に入れ、片山選手の決勝ゴールをゲット!!
チーフからは、「来年のカレンダー写真の候補だ」と褒められました。


いくらアドバイスを頭に入れていたとしても、良い写真が撮れるとは限りません。 シュートを打つ選手が他の選手やゴールポストと重なってしまうこともあります。
ピントも露出もマニュアルで撮影しているため、このような写真が撮れた時には、 シュートを決めた選手と同じように、私自身も「やった!ゴールをゲット!」と叫んで しまいそうなくらい大喜びしました。


今後の課題は、このようなグッドショットを毎試合ゲットすることです。
頑張らなくちゃ・・・。


text and photo by Kaori Toda


これから、FC岐阜オフィシャル、Kaz Photographyのカメラマンが交代で更新してい きます。取材の裏話、試合レポートでは載せられなかった写真を文章と共に紹介しますので 、お楽しみに!