【第88回天皇杯3回戦】
■10月12日(日)13:00キックオク (富山県総合運動公園陸上競技場)
ツエーゲン金沢 0-1 FC岐阜 (前半0-0、後半0-1) 1,515人
■得点者:相川(83’)
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■スターティングメンバー
GK 21.日野
DF 5.川島、2.深津、3.菊池、6.奈須
MF 7.北村、33.梅田、18.藪田、11.高木
FW 9.相川、20.小島宏
■サブメンバー
GK 31.水谷
DF 19.吉村
MF 14.嶋田
MF 13.大友
MF 10.片桐
■交代 薮田→嶋田(58’)、小島宏→片桐(58’)、相川→大友(85’)
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■試合レポート
快晴となった秋の富山県総合運動公園陸上競技場。天皇杯3回戦で対戦するのは、
北信越1部リーグのツエーゲン金沢。練習試合などでも何度も対戦しているチームだ。
元Jリーガーを多数揃えるツエーゲン金沢は、ここまでJFL2チームを倒し、上がって
きただけに、手強い相手となりそうだ。
前半、立ち上がり金沢は、いままでの勢いをそのままに、果敢に攻撃を仕掛けてくる。
これをしっかりと受け止めて、岐阜はゲームを進めていく。金沢の出だしは、早く、
パスを細かく繋いでくる。岐阜は、サイドから攻撃を仕掛けようとするが金沢の守備を
上手く崩すことができないまま時間が過ぎる。
20分、ようやくサイドから川島が上がり、攻撃に参加していく。続けて、梅田のFKから
藪田のシュートは、相手GKに弾かれてしまう。
金沢の攻撃は、中尾(金沢)のロングスローからチャンスを作り出すことを徹底して
きている。岐阜も奈須のロングスローから、小島宏が左足で押し込もうとするがこれは
ゴールにはならず。
23分、右CKから川島のヘディングシュートは、弾き出されてしまう。しかし、岐阜が
攻撃する時間帯が増えてくる。
26分、深津が攻撃に参加し、右サイドからクロスを上げ、相川がヘディングシュートを
放つがこれは相手GK正面でセーブされる。
38分、木村(金沢)の右足シュートがニアに飛ぶと、これを日野が好セーブし、失点を
許さない。
45分、前半最後のチャンスとして、相手ペナルティエリア外でFKを得るとこれを小島宏
が打っていくが、ゴール上へ越えてしまう。
前半は、中盤で上手く繋ぐことができず、ディフェンスラインから前へのフィードが
増えてしまった展開となった。
後半、運動量を増やし、ボールをもっと動かそうという意図を持ってピッチに入ると
2分、相川がペナルティエリア内で粘って、ボールを落とすとこれに小島宏が合わせ
シュートにいくがわずかにゴールを外してしまう。
6分、高木からの左クロスに相川が強烈なヘディングを放つがこれがポストにはねかえ
されてしまう。
13分、攻撃を活性化させるために、片桐、嶋田を投入し、得点を奪いにいくと、18分
嶋田、川島、片桐とリズムよくパスを繋ぎ、相川にスルーパスを通し、シュートを決める
がこれはオフサイドになってしまう。
岐阜の中盤でのプレスが次第によくなり始め、攻撃に繋げる回数も増えてくると、
攻撃に厚みが増してきた。
35分、クロスに反応した奈須のヘディングシュートは、ゴール左へ外れてしまう。
38分、セットプレーのこぼれ球を北村が相手ディフェンスに競り勝ち、すかさず
クロスを上げると、これに相川が鋭く反応し、ヘディングで合わせると、これが見事に
ゴールネットを揺らし、待ちに待った先制点を奪った。
しかし、このプレーで相川が負傷し、退場してしまう。
ここで、交代で大友を投入し、攻撃の手を緩めずに試合を運んでいく。最後は、
時間を上手く使いながら、タイムアップの笛を聴くことになる。
天皇杯の難しい初戦で、見事に勝利という結果を出し、公式戦では2連勝となった。
次の4回戦は、11月2日(日)豊田スタジアムで、名古屋グランパスとなる。
ついにサポーター、クラブが待ちわびた公式戦での対戦が実現した。この歴史的な
一戦までには、まだ重要なリーグ戦の試合が残っている。まずは、次節上位山形に
良い試合をすることが何より重要になる。最後まで、ご声援ありがとうございました。
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