5月3日（木）長良川メドウで行なわれた第9回日本フットボールリーグ前期第9節 佐川印刷SC戦は１?３で敗れました。FC岐阜は中二日で行なわれる横河戦のこともあり、栃木戦のスタメン中、日野選手、齋藤竜選手を除く９人を変えて挑んだ。試合は前半、和多田選手のシュートで先制したが、前半44分に木島選手が退場となり10人となる。さらに後半5分、中尾選手がハンドを取られ退場処分となり、これによるPKを決められ1-1となる。完全に数的不利となったFC岐阜は、急遽、小峯選手を出場させ踏ん張りながら勝利に向け果敢な攻撃を仕掛けるが得点できず、残り5分となり逆に佐川印刷にゴールを決められ1-2に、さらに1点を追加され試合終了。今シーズンの初黒星を喫すこととなった。

FC岐阜 1-3 佐川印刷SC
得点者：和多田

先発メンバー：日野、中尾、菊池、木村、平岡、齋藤、佐藤、田中、大友、木島、和多田



【まさかの初黒星。佐川印刷SC戦】

ここ数試合、風邪で戦列を離れていた平岡選手。
緑々しい新鮮な背景が似合います！



次節が中二日で首位争いをしている横河武蔵野戦とあって
主力メンバーを休ませた戸塚監督。充実した戦力からの判断。
レギュラーを争える実力派の活躍が期待されます。



本日のスターティングメンバー。
GK日野選手、MF齋藤竜選手を除く全てのメンバーが
栃木戦のスタメンとは違うメンバーです！



和多田選手らしい豪快なシュートが決まり先制！
スタジアムを一気に湧かすゴール！

波に乗り攻撃にリズムが出て来た。

しかし前半44分、
木島選手が退場となってしまう。



そのすぐあと、田中大輔選手に変わり岩田昌選手が登場。



後半5分、さらに不測の事態が訪れる。
中尾選手も退場となってしまい、
フィールドプレーヤーが8人となってしまう。
しかも相手にPKを与えることに。
この状況はかなり厳しい。



これを決められ1-1とされる



木村選手に変え守備の要、小峯選手が急遽登場。



この後、危ない場面を日野選手が凌ぎ踏ん張り続け、



ピッチ外では、
監督・コーチ・主力選手たちが必死に声をかける。



絶対に負けられない！
11人対9人という圧倒的不利な状況をはねのけ
気迫の攻撃を何度か繰り返す。
（写真は途中出場の櫻田選手）



今季初登場となった大友選手。
苦しい展開の中、積極的なプレーを続ける。



しかし、終了間際で佐川印刷SCに勝ち越されてしまう。
さらに追加点を献上し1-3で試合終了。



厳しい表情の選手達。



がっくり肩を落とす選手を励ますジョルジーニョ選手。
横河武蔵野戦は頼みます！



こんな状況でも、精一杯の声援を続けるサポーター。
次の戦いはすぐである（6日）。がっかりしている暇はありませんね。
まだまだこれから！頑張れFC岐阜！




【戸塚監督のコメント】
サッカーにはいろんなことがハプニングとしてあるわけで、冷静にサッカーをやれなかった選手が何人かいたということと、しっかりと気持をもって冷静にグラウンドに入っていくという準備が怠ったと思います（ピリピリした審判の判定に対する暴言など、選手の勝手な判断など）。ハンドのシーンはJFLの会議では故意に手を出さない限りは手に当たってもハンドを取らないという会議があったのですけど、あれは審判の判断ということで、また、一発退場というのはちょっとどうなのかと疑問ではあるのですが、（フィールドプレーヤー）10対9（後に8人）でやればやっぱりこういう結果になる。最後5分のところまでは選手はよく頑張ってくれたと思います。まだ4分の1が終わったばかり、まだまだこれから非常に大事な時。またもう一度、選手全員がもう少し大人というか、しっかりした気持でやらないとこういうこともありうるということをみんなが感じてくれればいいし、それを次につなげるような精神力だとか、サッカーに対する考え方をもう一度選手に伝えて、すぐ6日のゲームがありますので次のゲームに切り替えて望みたいと思います。

■ほとんどスタメンで使われていなかった選手を起用しましたが---------------
こういう日程のときに全員の力を試させる時だったし彼らにとってはチャンスを与えたつもりだったので、それをものにできた選手、頑張った選手と少しまだ幼稚な部分のある選手、形で出た。岐阜の悪い部分が出てしまいましたが、それほど悲観はしてないです。フィールド8人になってあれだけの運動量で頑張って、何回も攻めたシーンもある。意地みたいなものを何人かの選手が出してくれたという意味では収穫はありました。

吉田康弘選手のコメントはYoshi☆Blogにて！
http://yoshi-sc.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/fcvs_0b38.html