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バックナンバー|2006年12月

☆感慨深い言葉がきらり!最終戦、監督・選手コメント
(2006.12.24)

【戸塚監督のコメント】


こういう時は「うれしい」という一言ですね。


この一年を振り返って ---------------------------
選手がかなり成長してくれた。一年とおして「大人のサッカー」というのをテーマにしてたので、そのサッカーが後半戦になってかなりできるようになったし、最終戦でもちゃんとやってくれたので満足した一年です。


この試合について ---------------------------
いいところでボールを奪って、それをいい攻撃につなげようという狙いをみんながもってやっていたし、ゴール前では個人のいいところを出してやってくれという話もしてますし、みんなの個性が出て、みんなで勝ち取った成果だと思います。一年、トーナメント戦をずーっとやっているような気持ちで戦っていた。違うプレッシャーがあったが選手の能力とチームの決断力がしっかりとした結果を出してくれたと思います。


来年はJFLですが ---------------------------
一試合一試合が厳しいゲームになるが、その上を目指す意味でもJFLとは同じようなサッカーではなくて僕らの狙いをもったサッカーをやっていい結果が出ればプロというものも、だいぶ近くなるので決して合わせるのではなくてFC岐阜のサッカーをどんどんと力強いものにしていきたいと思います。


満員のファン・サポーターに対して ---------------------------
このレベルで、これだけのお客さまに観に来ていただいて、いいサッカーが出せて、結果も良くて、こんないい一年はなかったし、久々に充実した一年でいい正月を迎えれそうです。





【森山選手のコメント】


目標を達成できるチームは数少ない。そのうちの一つになれて良かった。道のりは険しかった。負けられない戦いがたくさんあった。凄いプレッシャーの中でやっていた。個人的にはコーチを兼任しているので気持を引き締めたりしなければいけなかった。コーチとして何が一番難しかったかというと、アップの仕方。自分の体ならわかるが、選手の体のことを考えてやらなければいけなかった。勉強になった。そういう小さいことも含めて選手が成長していってくれたというのが凄くうれしいです。来年、Jリーグへは1年で行きます。サポーターには感謝している。何よりこの地域(岐阜)との一体感を肌で感じているので必ずいいクラブになっていくのではないかと思います。


この2年をふりかえって ---------------------------
いろいろな壁があった。(補強などで)既存してた選手達の心を踏みにじるようなこともあったかもしれませんが、上を目指すにはそういうことも超えてかなければいけなかった。彼らには凄く感謝している。彼らがいたからこそ僕たちがグラウンドにいる。この2年で昇格→昇格とこれたのは幸運だ。


今日の試合、交代で入って -------------------------
やはり、選手たちを最後までやらせるということが自分の仕事だと思ったのでそういう気持をもちながら、選手として自分はゴール前で輝ける人間なので、いつもそこを狙ってましたけど。なかなかボールがこなかったので、そういう部分については残念だったのですが、ボールがこなかったとしても、みんなが意識してパスを出してくれた。みんながPKを自分に蹴ろと言ったんですけど、哲ちゃん(伊藤哲也選手)がラスト(最後の出場試合)かもしれないと思ったこと、PKで点をとるのはストライカーとして邪道だと思ったこともあり任せた。


JFLでの課題は -------------------------
やはりJFLのサッカーに慣れる事、僕たちの欠点はフィジカルの弱さ、草津で天皇杯戦ったときもフィジカル面の弱さを感じましたし、強化していかなければいけない。技術的にはあると思いますが、チーム全体で強化して、技術がありフィジカルがありJFLの中でも質が違うというサッカーをやっていきたい。監督がいなかったらこういうサッカーはできなかった。もちろん自分や伊藤哲也選手、そのほかの選手も価値観をもってトレーニングやゲームができたので成熟したと思います。もっと雰囲気のあるチームをつくっていきたい。


西濃運輸の廃部からJFLのチームが復活して -------------------------
Jリーグの財産だと思いますが、企業チームとしてではなく地域密着のクラブとして育っていくといのはJリーグの蒔いた種が何年か後に出て来たと思います。自分も含めJリーグの経験者・OBはそういったことで恩返ししてサッカーに携わっていかなければいけないなと思っています。そういった意味でJFLのチームが岐阜に復活して良かったと思うし頑張ればJリーグまで行けるので、これを目指していけば、みんな人間的にも成長すると思います。頑張りたいです。最後(J昇格)まで!


満員のファン・サポーターに対して ---------------------------
こうやってファン・サポーターと喜び合えたことはチームの歴史になってくると思うので、これからもどんどんチームとともに思い出だとか感動ができたらいいと思います。お互いに一生懸命やっていきましょう。ありがとうございました。





【片桐選手のコメント】
一年間とおして戸塚監督・森山選手のもと一生懸命やってきたことが、ようやく現れだしてチームもこの2試合で8点という、FWにとっていい結果に終われたので、自分も成長しているなという実感があります。自分の中では12月3日で昇格という思いが強かったので大分のTDK戦で敗戦して2位になり、もう一度モチベーションを立て直すことがチーム全体とおして難しかったのですが、みんな一丸となってJFL昇格という目標に対して、森山選手が一言かけて、ここまで立て直せて2試合とも勝利で終われてよかったです。大事なところで決められるかどうかが、今後、通用できるかどうかの瀬戸際だと思うので、Jでもう一度やりたいので、Jのカテゴリに入れるよう日々努力していきたいと思います。


来年はJFLですが ---------------------------
アマチュアの最高峰のリーグですが、J2とさほど変わらないようなチームも出て来ているので侮れないですけど、そんなところで終わるような岐阜人ではないので、来年はJリーグに昇格したいので、できるように頑張ります。まだ自分は若手と言われる歳なので、チームのまとめ役はできないですけど、若い選手から自分を目標としてもらえるよう新しく入って来た新人選手や同じポジションの選手に尊敬されるプレーヤーにいなりたいと思いますので、森山選手の後を継いでそういうことを尊重してやっていきたいと思います。


満員のファン・サポーターに対して ---------------------------
今は昇格できるということで、ここまで入っていただいているのですが、いざ、自分たちのチームの状態が悪く連敗が続いたときに温かくしていただけるかといったら違うと思いますので、常に100%の力で試合をしないと、見ている方も面白くないと思いますので来年は気の抜けた試合が一試合もないよう心がけていきたいと思います。




「試合の方はアウェー戦での結果を忘れ、ホーム最終戦でみなさんに感謝の意をこめて、結果だけでなく楽しんでもらいたいという強い思いがありました」と吉田選手。
吉田康弘選手のコメントはYoshi☆Blogにて!
http://yoshi-sc.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/jfl_1783.html



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