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☆長崎戦、劇的!池元選手、ロスタイムで決めた勝利
(2006.12.03)

12月3日、全国地域リーグ決勝大会 決勝ラウンド第3戦。FC岐阜は大分スポーツ公園総合競技場にてV・ファーレン長崎と対戦し、2-1で勝利しました。試合は前半立ち上がりから積極的な攻撃を繰り返し、7分に池元選手が大きな先取点を決める。しかし、ここから攻撃が消極化し、33分V・ファーレンに同点に追いつかれる。後半に入り、攻撃が活性化するが両チームとも追加点がとれずロスタイムに突入。このままPK戦となるかと思われた残り2分の時点で再び池元選手が劇的なゴールを決める。そのすぐあと、試合終了のホイッスルがなり、決勝リーグ2位が確定した。


JFL昇格を左右する、もう一方の試合(TDK vs ファジアーノ岡山)は1-1の同点でPK戦に突入。PK戦を制したTDKがそのまま1位通過し、JFL昇格を決めた。その後に行なわれたFC岐阜 vs V・ファーレン長崎戦は、JFL入れ替え戦への挑戦権をかけた戦いとなり、FC岐阜が勝利し2位が確定したため、挑戦権を獲得しました。



【先発メンバー】
日野、小峯、伊藤、菊池、平岡
山田、吉田、高木(和)、小島
片桐、池元




【劇的な勝利!JFL入れ替え戦切符獲得!あと2戦必勝だ!】



12月3日、快晴。朝日(JFL)に向かって突進する象の像。
(大分市美術館にて撮影)
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本日の練習風景。開始早々、選手は爽やかな笑顔。
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伊藤哲也選手。集中した表情。
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累積警告で出場できなくなった“キャプテン”北村選手。
練習を真剣な表情で見守る。
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森山選手兼コーチの表情。
いつも以上に気合いが入る。中尾選手も気合いが入る。
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足を痛そうにして歩いていた平岡選手。
試合に欠かせない選手。大丈夫なのだろうか。
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今日も頼んだ!小峯選手。気合い充分!
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チームを引っ張り続けてきた吉田選手。
重要な試合で先頭に立つ!こちらも気合い充分!
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決勝ラウンドは得点がまだない池元選手。
その表情には、昨日の片桐選手同様、絶対決める!
そんな気持ちがあふれているように思える。
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さあ、行くぞ長崎戦。決めるぞJFL入れ替え戦切符!
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本日のスターティングイレブン。
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試合開始。
スタートからプレーにはあふれんばかりの気迫がこもる。
好調な出だしだ!
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この準備万端で挑んだスタートが、結果となる。
7分。池元選手のシュートがゴールを割る!!
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波に乗るFC岐阜。
好調を持続。片桐選手が相手DFを振り回す
みごとな切り返しを大連発すれば、
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小島選手は躍動感あふれるドリブル突破で
イッキに駆け上がる。
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し・か・し・・・・
リードはつかの間、33分に同点に追いつかれて前半を終了。
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後半開始直前。チェックし合う選手たち。
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そう簡単には点が取らしてもらえない。
相手は3-0で勝たなければJFL入れ替え戦切符を獲得できない。
FC岐阜と同じく、多くのファン・サポーターをもち
大補強を行なってきたチーム。勝つ気持ちが強く、
気迫と気迫がぶつかりあう競り合いが続く。
この状況で選手たちはミス一つが命とり。

そんな状況で勝ち越さなければならないFC岐阜。
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痛みを感じさせないほど気迫のこもった
プレーをし続ける平岡選手。相手攻撃陣を全身で封じ込める。
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サポーターは選手を信じて必死に応援を続ける。
決勝大会、全6試合中、最大の人数が大分に集結。
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試合は後半の終盤までさしかかってきた。
ボロボロになっても!渾身の力を振り絞る選手。
だが、時間はついにロスタイムまで突入してしまった。
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FC岐阜の最後まであきらめない強い精神力が、
そして、みんなの願いが、選手に不思議なパワーを与え、
絶好のチャンスが来た!池元選手が中央の開いたスペースに突進!
サポーターが固唾(かたず)を飲んで見守ったシュートは!!!
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ゴーーーーーーーーーーーーーール!!!!!!!!!!!!!!
やった!やったよ!決まった!
劇的!ドラマチック。選手・スタッフ・サポーター。
全員が全身で喜びを爆発させる。
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そして、そのすぐあと、終了のホイッスルが鳴る。
感極まる選手たち。
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最後は小峯選手のガッツポーズで締めましょう!
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そしてFC岐阜は、さらに高いハードルを目指し、
“J”の光の射す方へ突き進んで行くのであった!
がんばれFC岐阜!
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と、ここで終わりではありません。
あまりにも収まりのいい劇的勝利に現状を忘れてしまいそうでした。
まだ、FC岐阜の2006年は終わりではありません。
Dog YearはJFLが見えるところまで来ましたが昇格はまだです。
喜びはつかの間。熾烈な戦いはもう1ラウンドあります。
JFL入れ替え戦はJFL最下位のチームとホーム&アウェーで戦うことになります。
入れ替え戦は年内に行なわれる予定です。詳細は後日ご報告いたします。
(写真は大分市美術館にて撮影)
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【戸塚監督のコメント】

前半、バックラインが引きすぎてペースが悪くなった。ハーフタイム時に選手に指示をして、選手も入れ替えラインを上げ積極的な姿勢になり良いペースでできた。レギュレーション(規則)の問題で2勝しても2位(勝ち点6)という結果となった(TDKは1勝2分。本来なら勝ち点5だがPK戦2勝で勝ち点7)。仕方がない。あとは入れ替え戦(ホーム&アウェー方式 2戦)に向けてリフレッシュして勝って昇格します。TDK戦で負けた時は選手はダメみたいな顔、葬式のような真っ暗な状態でした。そのような状況から勝てて良かった。力を出せば結果はついてくる。ここまできたらハートの問題だ。独特の雰囲気で必死で戦っている、どんどん戦って、戦うと力がつく。入れ替え戦はまた一回り大きくなったFC岐阜になっていると思います。



【森山選手のコメント】

どこかプレッシャーがあったが、跳ね返してやった。自信もついた。なかなかいいチャンスがなかった。得点が入らなかったから苦しかった。池元が決めて勝って終われた。良かった。明日、決まるか(ロッソ熊本の動向次第では昇格の可能性があったが、12/4 ロッソ熊本のJ2は見送りとなりました)、入れ替え戦かどちらかになる。プレーでもそれ以外でも、リーダーとして頑張ります。

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