11月24日、全国地域リーグ決勝大会が開幕。JFL昇格に向けて熱い戦いを迎えたFC岐阜は高知県立春野総合公園球技場にて静岡FCと対戦し、3-2で勝利しました。FC岐阜は開始早々から激しい攻撃を繰り返し、9分に平岡選手からの浮き球のパスを、高木和正選手がみごとにあわせて、“大きな”先取点を決める。さらに11分、レンタル移籍後初の公式戦となるFW池元選手のシュートで追加点を決める。さらに32分、高木和正選手の浮き球のパスを再び池元選手が合わせ3-0と突き放す。後半に入りチャンスは幾度とあったが追加点を上げる事が出来ず、逆に静岡FCに81分、89分と終了間際に2点を返されるが、反撃はここまでとなり3-2でゲーム終了。初戦でいきなり対戦した強敵に対してみごとな勝利をおさめました。しかし、熱い戦いはまだまだ続きます。気を抜かずがんばれFC岐阜！現地から、岐阜から、世界のどこかからFC岐阜の応援、よろしくお願いいたします。

また、同日行なわれたCグループもう一方の試合（FC Mi-O びわこ vs カマタマーレ讃岐）の試合は6-0でFC Mi-O びわこが勝利しました。

【因縁の対決。地域リーグ決勝大会初戦。vs 静岡FC戦】




11月24日、高知市街。晴れた！
いいコンディションで両雄は再び対戦することに。



Cグループの高知県立春野総合公園球技場に4チームが揃った。
各チームともJリーグを本格的に視野に入れているだけあって、
チームバス・チームブランドがきっちりしている。

FC岐阜の試合前。Mi-Oと讃岐の試合が行なわれた。
こちらは一方的なMi-Oのペース。Mi-O 6-0 讃岐という結果。
もうすこし讃岐にも頑張ってほしかったですね。



チームは別グラウンドでウォーミングアップ。
春野総合公園はプロ野球チームなどのキャンプ地で有名です。
素晴らしい競技場と素晴らしい景観。ダブルで驚きます。



試合開始の40分前。
公園の紅葉のように、緑の戦士たちは
赤くメラメラと気持ちを高揚させる。



今日は状態が悪く、出場を見送った森山選手。
出場する選手にすべてを託す。絶対勝とう！という情熱が
カメラにも伝わってくる。選手の心にも強く響いていた。



本日のスターティングメンバー。
GKには日野選手。FWには池元選手が！
そして、“キャプテン隆二”こと北村選手が、
満を持して、この大舞台にスタメン出場。



なんでもはじめが大事！初戦勝利は初点奪取から！
懸命にチェックし合う選手たち。
上：山田選手と北村選手。　下：小島選手。

はげしくボールを奪う中尾選手。
気迫では絶対負けてはならない！



岐阜→四国はほんと遠いのに、今回もホームと化したグラウンド。
サポーターも開始早々、声が“シンジラレナイ”ほど大きかった。
感激です。応援ありがとうございます。




この開始早々のみごとな気迫と集中力が先取点を導く！
高木和正選手が平岡選手からの浮き球のパスを、みごとに合わせた！



ゴール！！！しかしまだまだ喜ぶのは早い。まだ1点。
すぐに集中して試合を続ける。




その2分後。今度は池元選手がゴールを決め2-0。
この得点は大きい！選手たちが喜びを爆発させる。



波に乗る池元選手。高木和正選手の絶妙な浮き球のパスをみごとに決める。
これで3-0、気持ちが一方的なゲームをつくりだす。
しかし、相手は静岡FC。3-0といえど気が抜けない。



攻撃の手を緩めず。FC岐阜のスピードある攻撃はさらに度を増す。
高木和正選手・片桐選手に加え、池元選手が早い早いスピードトライアングルをつくりだす。“スーパーカートリオ！？”とでも言おうか。いや、ちょっと古い。

早いがうえに、衝撃も大きい。相手も勝利を目指して必死な状況。
激しいプレーには気をつけてください。
この写真。２人がぶつかったように見えるが、2人連続で倒された。
片桐選手（左）と高木和正選手（右）。2人とも大丈夫なようです。



北村選手。光るプレー。素晴らしい働き！



日野選手。ボールをギュッ?と抱きしめる。



5番・6番。伊藤選手と平岡選手。
グラウンドから感じられる気迫はすさまじかった。

73分、北村選手にかわり吉田選手登場！

75分、池元選手にかわり長身で、足が長い長谷川選手登場！
歩幅が他の選手と全然違う！



77分、伊藤選手にかわり初登場、菊池完選手登場！



終了間際、立て続けに点をきめられ3-2となるが、
試合終了。勝利を喜びたいところだが、
まだまだ戦いははじまったばかりである。



「三度目は正道！（まさみち）」。
試合後の山田選手。ごくろうさまです。



インタビューを受ける戸塚監督。
メディアも高知に大集合です。




【戸塚監督のコメント】
きびしい相手、はじめの試合ということもあり、勝つ事が第一条件でありハードルをクリアできて満足している。３点先取して4点目を決めるチャンスが幾度かあったが、とどめの1点を決める事が出来ず、入っていればもっとラクなゲームができていただろう。あと2試合もしっかりと勝ってのぞみたいと思います。