14年目を迎えるJリーグ。J1には18のチーム存在する。
その中で150試合以上、J1のピッチに立った選手はわずか200人弱。
その中にFC岐阜の選手は5人も存在している。
(森山選手、吉田選手、平岡選手、伊藤選手、小島選手)
そんな選手達がJのピッチを離れ、岐阜のために戦っている。
質の高い選手の中で、吉田選手は最多の239試合出場のキャリアをもつ。
錚々たる選手が連なる中で58位の出場記録(2005年終了時)
1試合でも多く輝きを放ってプレーし続ける姿こそがプロの姿だと思う。
輝かしいキャリアをもちながら、岐阜に「夢」と「感動」を与えにやってきた。
吉田選手は「夢」を「オリジナルの宝地図」とし実現する力を持っている。
少年時代の「夢」はサッカー選手。ジーコ選手やリトバルスキー選手に憧れて、
満員の観衆の前でプレーする自分の姿を描いて「夢」に向かっていったそうです。
当時はJリーグもなく、プロ選手のいなかった時代に描いた「夢」は
実現しただけでなく、ジーコ選手やリトバルスキー選手とプレーができる
最高のオプションつきとなりました。
吉田選手の想い描いた次の「夢」の「オリジナル宝地図」は
本人にとってだけではなく岐阜を愛する人全ての「夢」です。
大観衆を歓喜の渦に巻き込んだ“FC岐阜夏祭り”は
吉田選手の「宝地図」の線上で見た事のある光景だったのでしょうか。
感慨深げにサポーターに感謝する姿がとても印象的に写った。