12月6日(土) 2008 J2リーグ戦 第45節 長良川競技場/4,167人
FC岐阜 1-0 サガン鳥栖 (前半1-0、後半0-0)
■スターティングメンバー
GK 21.日野
DF 32.橋内、2.深津、5.川島、19.吉村
MF 7.北村、33.梅田、11.高木、18.藪田
FW 10.片桐、24.片山
■サブメンバー
GK 1.河野
DF 4.小峯
MF 14.嶋田
FW 15.森山
FW 20.小島宏
■交代 片山→小島宏(68’)、片桐→森山(80’)、高木→嶋田(85’)
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■試合レポート
昨日までの温かさとは、打って変わって、厳しい寒さに見舞われた中で
行われたサガン鳥栖戦。
今シーズン、ついに最終戦を迎えた岐阜にとって、最後を締めくくる大切な
試合となった。
前半、岐阜は積極的な攻撃から試合に入っていくと、6分藪田のミドルシュート、
8分、高木のクロスから片桐のヘディングシュートと先制点を奪いにいく。
18分、高木のドリブルから、梅田へ渡し、シュートを打っていくがゴール上へ
外れてしまう。
19分、藪田が裏へ抜け出し、相手GKと正対するが、これは相手DFも必死に
クリアし、打たせてくれない。
岐阜は、中盤でのボールへのプレスやセカンドボールの争いにしっかり
対応し、攻撃に繋げていっている。
24分、片桐の左からのクロスに、高木がゴール前で合わせようとするが
クリアされてしまう。
30分、鳥栖のコーナーキックに、日野が反応し、失点を許さない。
43分、中央で、梅田からサイドを上がってきた吉村にパスがでると、これに
片桐がダイビングヘッドで豪快に決め、見事先制点を奪い、前半を1-0と
リードして折り返す。
後半も立ち上がりから、積極的に仕掛けていく姿勢が見られ、終始鳥栖を
圧倒していく。
50分、中央から北村のミドルシュートが、ゴール前にいた片山へ渡ると、
ここで粘りを見せ、ボールをキープしようとする。右側へこぼれたところへ
藪田が走りこみ、思い切りシュートを放つがこれはサイドネットに外してしまう。
52分、梅田からFKでパスが片桐に渡ると、鋭い切り替えしを見せ、右足で
シュートにいくが、惜しくも相手GKに触られ、コーナーキックに。
68分、片山に代えて、小島宏を投入し、さらに追加点を奪いにいく。
両チームとも中盤でボールが収まらなくなると、攻撃の糸口を失ってしまう。
すると、鳥栖もミドルシュートを放つなど、攻撃のリズムを作ろうとしてくる。
80分、先制ゴールを決めた片桐に代えて、森山がピッチに入ると、スタジアム
からも歓声が沸き起こり、ゲームのムードを変えていく。
そして、88分、右サイドから駆け上がった嶋田が、ゴール前へ低いクロスを
送ると、これに森山が反応し、飛び込むがわずかに届かず。
しかし、このまま試合終了となり、今季の最終戦を勝利で飾ることができた。
試合内容としても、攻守に渡って気持ちの入った試合を見せてくれた。
最後に、サポーターに勝利をプレゼントすることができた。
試合終了後、今季でチームを離れる選手たちに花束がグリーンエンジェルズ
から送られ、それぞれの選手が思い思いのコメントを話し、スタジアムの笑いを
誘う選手も。
最後に場内を一周し、今シーズンの感謝をファンやサポーターの皆さんに
伝えて、最終戦を終えた。
J2リーグの長いシーズンもあっという間に、終焉を向かえ、1試合1試合が岐阜に
とっては、貴重な経験と財産になった。来シーズンもクラブの歴史を刻むために
選手たちは、精一杯プレーしてくれるに違いない。
一年間、熱いそして、温かいご声援誠にありがとうございました。