9月7日(日) 2008 J2リーグ戦 第34節
サンフレッチェ広島 7-1 FC岐阜 (前半2-0、後半5-1)/広島ビックアーチ/8,843人
得点者:片山(64’)
■スターティングメンバー
GK 31.水谷
DF 5.川島、3.菊池、4.小峯、27.菅
MF 6.奈須、33.梅田、14.嶋田、18.藪田
FW 20.小島宏、24.片山
■サブメンバー
GK 1.河野
DF 19.吉村
MF 23.岩田
MF 11.高木
MF 13.大友
■交代 小峯→吉村(61’) 小島宏→高木(71’) 嶋田→大友(74’)
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■試合レポート
広島ビックアーチは、晴天に恵まれ、開場前でも強い日差しが残っていた。
今日、対戦するのは、首位を独走するサンフレッチェ広島だ。ここまで、広島からは
勝星を奪えていないということもあり、番狂わせを起こしたいところだ。
9月の5試合は、元J1経験チームとの対戦が続く、激戦の一ヶ月が待っている。
試合開始のころになると、ようやく日差しも弱まり、心地よい風が吹いてくる。
広島は、佐藤が日本代表のため、不在ということで変則的な0トップの布陣を
組んでくる。中盤の選手が前線に飛び出してくるような状況では、逆に中盤で
のマークはしにくいかもしれない。
岐阜は、メンバーを入れ替えて、片山の1トップもしくは、3トップの布陣で広島に
打ってでる。
前半立ち上がりに、広島が先制のシュートを放つとこれはゴールの上に外れる。
しかし、立ち上がりから、広島が勢いを持って攻撃に出てくると、なかなか中盤の
プレスに行くことができない。広島の猛攻を受けながらも、今日ゴールを守る水谷は
好セーブを見せている。
18分、結城(広島)の強烈なミドルシュートを水谷がはじき出し、得点を許さない。
19分、ペナルティエリア内で守備に行った菅が柏木(広島)に対するファウルを
取られ、PKになる。しかし、これを柏木が外し、岐阜にとっては良い流れになって
いく予感があった。
29分、嶋田がドリブルで時間を作り、走りこんだ梅田に出すと、強烈なミドルシュートを
打っていく。これが惜しくもゴールをはずれ、得点にはならなかった。
31分、広島のCKに槙野(広島)がヘディングシュートを放つがこれを水谷がスーパー
セーブし、ピンチを救う、しかし、続けてCKとなり、森崎が飛び込んでくるのに
対応していた小峯に当たり、オウンゴールとなってしまう。
34分、嶋田のドリブルから、小島宏と繋ぎ、薮田へ。これをボレー気味に狙うが
ゴール上へ外れてしまう。
39分、小島が落ち着いて逆サイドに走りこんだ奈須へ出すと、これをボレーで狙うが
枠を外してしまい決められない。
前半終了間際に、森崎(浩)に決められてしまい、2点目を奪われて終了した。
後半、もう一度仕切り直し、試合を進めようとする岐阜に対し、広島も猛攻を見せる。
46分、柏木が中盤からドリブルし、シュートを放つとこれが高萩(広島)に当たり、
コースが変わり、水谷の逆に決まってしまう。
6分、小島宏のクロスに片山が競り、これがゴール前にいき、藪田が詰めるがファウルに
なってしまう。
56分、広島のFKが岐阜ゴール前に上がるとこれをクリアしようとした菊池のボールは、
オウンゴールとなり、残念な失点となってしまった。
続けて、59分、李(広島)にフリーでコントロールしたシュートを打たれ、これも決められて
しまう。
嶋田がスルーパスに反応し、相手ディフェンスをすり抜け、GKと1対1となるが、
これはGKにセーブされてしまい、惜しいチャンスとなった。
岐阜は、小峯に替えて、怪我から復帰してきた吉村を右サイドバックに入れる。
すると、右サイドから前に出るボールが増えて、攻撃の糸口が見えてくる。
64分、吉村から小島宏にワンツーで渡すと、これを小島宏が見事なクロスをゴール前に
送り、ニアに走りこんだ片山が頭で流し込んで、ようやくゴールを奪った。
その後は、高木、大友を入れて、さらに得点を挙げようと攻撃をしたが、広島の高萩、
青山に追加点を許してしまった。
終わってみれば1-7の惨敗となってしまった。9月最初のゲームとしては、余りにも
辛い結果となってしまった。この経験を忘れては、いけないことと、上手く切り替え
てセレッソ大阪戦への良い準備をしてほしい。
ご声援ありがとうございました。