8月1日(金) 2008 J2リーグ戦 第29節
FC岐阜 0-1 水戸ホーリーホック (前半0-0、後半0-1)/長良川競技場/2,878人
得点者:なし
■先発メンバー
GK 1.日野
DF 5.川島、2.深津、4.小峯、6.奈須
MF 7.北村、3.菊池、33.梅田、11.高木
FW 10.片桐、20.小島宏
Sub
GK 22.西田
MF 27.菅
MF 18.藪田
MF 13.大友
FM 24.片山
■交代 高木→大友(54’) 小島宏→片山(54’) 菊池→菅(73’)
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■試合レポート
お昼の暑さが残る長良川競技場は、キックオフの頃には、暑さが和らぎ、少し
風も吹いている。平日開催となった水戸戦だが、熱心なサポーターが詰め掛け
たスタジアムは、岐阜の勝利を願って熱い応援が続いていた。
水戸もここまで、連敗が続いていることから、何としても勝ちたい一戦だろう。
前半、立ち上がり早々に片桐が右足でオープニングのシュートを放っていく。
これは、枠にはいかなかったが、悪くない出だしとなった。
水戸も前からのプレスを早めにかけることで、中盤をコンパクトにして、試合を
進めようとする。両チームとも中盤でのボール争いは、激しい主導権争いを
見せている。
岐阜は、前節仙台戦のようにサイド攻撃にこだわって、仕掛けていくが、水戸の
サイドバックもこれを簡単には、突破させない。
14分、パク(水戸)が切れ込み、左足でシュートを放つがゴール左に外れるが、
水戸も積極的に攻撃に出てくる。
立ち上がりは、両チームともシュートを放ちながら、チャンスを生かそうとするが
次第に中盤でボールを失う場面が増え、前線までパスが繋がらなくなってくる。
29分、水戸が自陣でボールを奪い、一揆にカウンターを見せ、アーリークロスを
岐阜ゴール前に入れ、鈴木がヘディングで合わせ、岐阜をヒヤッとさせる。
その後は、両チームが中盤でボールを奪い合う展開になり、シュートまで持って
いけない時間が続く。結局、両チームとも決定的なシーンを作れないまま前半が
終了した。
岐阜は、水戸の速い出足に、圧倒される場面が目立ち、上手く攻撃を仕掛ける
ことができなかった。
ハーフタイムにシンプルにパスを繋ぐこと、そして早くマイボールにすることを
確認し、後半に臨んだ。
53分、中盤で相手のボールをカットした梅田が右足でドライブ気味にシュートを
放つが、枠にはいかず。
攻撃を活性化させようと大友、片山を入れて、得点を狙いにいく。
63分、金澤(水戸)の右からのアーリークロスに、中央で荒田(水戸)に
ヘディングで合わされ、先制点を許してしまう。
69分、梅田のコーナーキックに奈須がファーサイドから飛び込みヘディング
シュートを放つがわずかにゴール上に外れてしまい得点を上げることはでき
なかった。
86分、小林(水戸)が岐阜のディフェンスラインの裏でスルーパスを受けると、
GK日野と1対1になるがここは、日野が好セーブを見せて、失点を許さない。
88分、梅田のドリブルから繋ぎ、菅がミドルシュートを放つ。これが相手に当たり、
大友がライン際でクロスを上げるがつめきれない。
89分、片桐が左サイトをドリブルで突破し、低いクロスを片山に入れると、これを
反転してシュートにいくが、ゴール上におしくも外してしまう。
このまま、ロスタイムもなかなかチャンスが作れずに試合が終了となり、思うよう
なサッカーが展開できないまま、敗戦となってしまった。終始、水戸にセカンド
ボールを拾われる苦しい展開となった。
次節は、アウェイで3位の鳥栖と対戦することを考えると、メンタル、フィジカルともに
ハードな試合をしなければいけない。
ご声援ありがとうございました。