8月10日（金） 2008 J2リーグ戦 第30節
FC岐阜 0-0 サガン鳥栖 （前半0-0、後半0-0）／ベストアメニティスタジアム／6,318人
■先発メンバー
GK 1．日野
DF 4．小峯、3．菊池、5．川島、6．奈須
MF 7．北村、27．菅、33．梅田、18．藪田
FW 10．片桐、20．片山
Sub
GK 31．水谷
DF 34．森
MF 23．岩田
MF 11．高木
MF 13．大友
■交代 梅田→高木(65’） 藪田→大友（18’） 菅→岩田（83’）
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■試合レポート
夕方に夕立に見舞われ、少し気温が下がった鳥栖のベストアメニティスタジアム。
開場の頃になると、晴れ間がのぞきはじめ、少し蒸し暑さが出てきた。
今日対戦する相手は、上位で好調をキープしているサガン鳥栖だ。豊富な運動量と
高い個人技術で最後まで、アグレッシブに戦ってくるチームだ。この相手に、岐阜が
どこまで戦えるかが第2クール最後の試合として、重要な意味を持っている。
ここで、良い戦いをして、第3クールに繋げたいことは言うまでもない。
今日の試合では、藪田を左サイドMFに置いた布陣で、前半をスタートした。
開始早々から岐阜が積極的な攻撃を仕掛け、鳥栖ゴールを脅かす展開となる。
1分、ゴール前の混戦から菅がシュートを放つが枠にはいかず。
続けて、北村が中央から左足でミドルシュートを打つがこれもゴール右へ外れて
しまう。
すると、鳥栖も一気にロングボールで、裏を狙うとこれが藤田（鳥栖）に渡り、日野と
1対1となるが、これを飛び出してクリアした。
鳥栖は、藤田、金を中心として、攻撃の起点を作ってくるが菊池、川島のセンター
バックでこれに対応していく。
9分、右からのクロスにゴール前に飛び込んだ薮田が左足でボレーを放つがミート
せず。
15分、梅田がペナルティエリア外で、スイッチし、ボールを受けて左足でシュートに
いくが、わずかにゴール右へ外れる。
20分、片桐の左足シュートは相手ディフェンスに当たり、ゴール上に外れるが岐阜が
中盤でボールを奪い、サイド攻撃を仕掛けるという展開が続く。
岐阜は、中盤に入った藪田が上手くパスを裁きながら、攻撃のリズムを作り、片桐、
片山へボールを入れていく。
中盤では、菅、北村がセカンドボールを拾い、サイドに展開していく。
30分、鳥栖の攻撃を上手く守備で対応しながら、攻撃をしていく展開は、続くが
フィニッシュのところで、強引さが足りず、なかなかゴールを挙げることができない。
40分、中央FKで、梅田がゴール前に入れると、片山のヘディングでシュートに
いくがGKに抑えられてしまう。
前半は、鳥栖を上回る7本のシュートを放ちながらも、ゴールを割ることはできな
かったが、安定した守備とポゼッションは、上手くいっていた。あとは、後半に向け
フィニッシュの精度を上げるしかない。
後半も立ち上がりから、積極的にサイド攻撃を仕掛けて、得点を狙っていく。
前半同様に岐阜が押し気味の展開となるが、鳥栖も流れを変えようとFW金に
かえてレオナルドを入れて、攻撃を活性化させようとする。
12分、右から速いクロスをゴール前に入れられ、ゴール前に飛び込まれるが
これはゴール左に外れた。鳥栖はレオナルドにボールを入れて、攻撃の起点を
作ってくる。しかし、菊池が冷静に対応していく。
15分、片桐が左サイドをドリブルで抜け出し、切り返してクロスを挙げるが、
ゴール前であわせることができない。
17分、レオナルドのドリブルから中へ入られると、シュートはゴール右に外れたが
大きなピンチとなった。
両チームともに、カウンター気味の速攻をする展開となり、攻守が目まぐるしく
変わっていく。
岐阜も勝ち越すために、梅田に替えて、高木を入れ、サイド攻撃をしようとする。
鳥栖も攻撃に厚みを持たせて、得点を奪いにくるが守備でしっかりと踏ん張りを
みせる。
30分、藪田に替えて、大友をFWの位置へ入れて、得点を奪いにいく。
ここ数試合でFWとして、良い動きを見せていることから、得点を期待したい。
32分、右から切れ込んだ高木のシュートは、鳥栖GKに防がれてしまう。
33分、北村がペナルティ外でファウルを犯してしまい鳥栖FKになるがここは、
クリアして、チャンスを作らせない。
35分、菅に替えて、岩田をボランチに入れ、中盤でのボールを拾っていき、
片山、大友にボールを集めていく。
45分、右サイドから中央にパスを繋ぎ、落としたところを岩田が走りこみ、左足で
シュートにいくがこれは、GK正面に行ってしまい、得点にはならず。
なんとか得点を奪おうと、CKから片山がヘディングにいくが、外れてしまい、
ここで試合終了となってしまう。
前半から、鳥栖を圧倒する攻撃的な展開だっただけに、得点を奪うことが
できなかったことは、残念な結果だが、上位の鳥栖に岐阜の戦いができたことは
第3クールに繋がる戦いになったと言えるだろう。
ご声援ありがとうございました。
