7月6日(日) 2008 J2リーグ戦 第24節
FC岐阜 2-1 モンテディオ山形 (前半0-0、後半2-1)/長良川競技場/3,142人
得点者:75’片桐(岐阜)、78’秋葉(山形)、87’片桐(岐阜)
■先発メンバー
GK 1.日野
DF 5.川島、2.深津、3.菊池、27.菅
MF 6.奈須、7.北村、33.梅田、11.高木
FW 10.片桐、20.小島宏
■交代 小島宏→片山(69’) 梅田→相川(85’) 片桐→岩田(89’)
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■試合レポート
梅雨が明けたような猛暑が続き、厳しい暑さとなった長良川競技場だったが、試合前に
夕立がくると、多少過ごしやすい気温になった。しかし、湿度は80%を越え、選手に
とっては、厳しいコンディションであることには違いない。
前節は、徳島戦に見事勝利し、今日こそはホームで勝利をあげて、歓喜を迎えたい
ところだ。
今日は、徳島戦出場停止だった片桐がもどり、小島宏と2トップを組んだ。
現在、J2リーグ2位のモンテディオ山形との対戦だが、アグレッシブな戦いを見せたい。
前半、立ち上がりから、岐阜が押し気味に試合を運ぶと、立て続けにCKのチャンスが
やってくるが、得点にはならず。
しかし、12分にもCKをとり、ゴール前で競るが惜しくもゴール横に外れてしまう。
その後も、右サイドの梅田を中心にサイドからクロスを上げて、ゴール前で勝負させよう
という意図が見えた。
15分、高木が2列目から飛び出し、チャンスを作り出すと、岐阜がしっかり、攻撃のリズムを
作っていく。
17分、奈須がゴール前でヘディングシュートを放つが、ゴール上に外れるが、積極的な
攻撃を仕掛けていく。
21分、片桐がペナルティエリア内に入り、シュートにいくがサイドネットに外れ、先制点と
はいかなかった。
26分、右サイド川島が攻撃参加し、クロスをあげていく。今日は、梅田、川島で右サイドを
上手く使い攻撃を進めている。
27分、山形もようやく長谷川がシュートを放ち、攻撃を開始する。しかし、GK日野が
落ち着いてこれをセーブし、失点を許さない。
38分には、カウンター気味に攻撃を仕掛け、北村がゴール前で勝負しようとするが、
足を捻って、バランスを崩してしまう。怪我から復帰してきただけに、ひやっとさせ
られたが大事には至らなかったようだ。
前半、終了間際、山形も猛攻を見せたがGK日野の好セーブや深津、菊池を中心として、
守備をしっかりとくんでいる岐阜は、無失点で前半を折り返すことになる。
■南山大学コアラーズが熱い演技でハーフタイムを盛り上げてくれた!
後半も立ち上がりから、攻めの姿勢を見せる岐阜は、中盤でのルーズボールをしっかりと
拾い、攻撃につなげていく。前半から、サイド攻撃がしっかりできていることから、これを
続けていきたい。
53分、山形ゴール前で、相手ディフェンスのクリアミスを小島宏がオーバーヘッドで
シュートにいくが、惜しくもゴール上へ外れてしまう。
69分、小島宏に替えて、片山をいれ、さらに攻撃的なシステムにし、得点を狙いにいく。
70分、梅田のシュートは、惜しくも枠の左へそれてしまう。
75分、左サイドのゴールライン際で、高木が相手からボールを奪い、そのままニアへ速い
ボールを入れると、これに片桐が反応し、見事にヘディングシュートを決め、1-0と先制
した。
しかし、78分、山形もFKから、秋葉の頭にあわせ、あっという間に同点にされてしまう。
得点直後の失点だけに、防ぎたかったところだ。
80分、右サイドから片桐がFKをけり、ゴールを狙うが山形GK清水にさわられ、得点には
ならなかった。
85分、梅田に替えて、相川を投入し、追加点を狙いにいく。
87分、後半も終了間際、相手ペナルティーエリア外で、FKのチャンスを得ると、ほぼ正面の
位置から片桐が狙っていく。片桐のシュートは壁のわずかに上をカーブしながら、ゴールに
吸い込まれ、待望の追加点をあげ、スタジアムも歓喜となった。
最後まで、しっかりとした守備を見せた岐阜が、2-1で2位山形を破り、勝利を収めた。
ようやく、ホームで勝つことができ、歓喜のスタジアムはいつまでも応援が続いた。
熱いご声援ありがとうございました。
■セグウェイに乗って片桐選手がインタビュー