6月25日(水) 2008 J2リーグ戦 第22節
FC岐阜 0-1 アビスパ福岡(前半0-0、後半0-1)/長良川競技場/2,246人
得点者:62’久永(福岡)
■先発メンバー
GK 1.日野
DF 4.小峯、2.深津、3.菊池、27.菅
MF 7.北村、28.佐藤、33.梅田、11.高木
FW 24.片山、10.片桐
■交代 北村→奈須(44’) 深津→川島(67’) 佐藤→小島宏(77’)
■ゲームサマリーは、こちら
■試合レポート
6月最後の試合となった福岡戦。梅雨の合間を縫って、晴天に恵まれたが湿度は
かなり高く、選手たちはウォーミングアップでかなりの汗をかいて戻ってきた。
第1クールでは、アウェイで5得点と大勝したが、今週の厳しい日程からすると
今日の試合は簡単ではないだろう。
岐阜は、ここまでなかなかホームで勝つことができない状況が続いているが、試合
内容は、悪くないので今日こそは勝ちたいところだ。
前半、立ち上がりから高い湿度のせいもあってか、ゆっくりとしたスタートで試合に
入っていく。今日は、小峯を右サイドバックにおいて、4バックを形成して臨む。
9分、梅田がペナルティーエリア外で、浮いたボールをドライブ気味に打つと、
これがバーを直撃し、福岡を驚かせた。
その後、直ぐに福岡も反撃に出ると、13分、山形(福岡)のシュートが岐阜ゴール
に襲いかかり、クロスバーにあたり、助けられる。
前半の中頃には、岐阜はセカンドボールを細かく拾いながら、ポゼッションして、
ボールをキープする時間が多くなる。
27分、高木のクロスボールに片山がゴール前で、ヘディングシュートにいくが、
ゴール右へそれてしまう。
岐阜が試合をコントロールしながら、攻撃を仕掛けていくが、なかなか決定的な
場面が作り出せない。
35分、佐藤が右サイドに抜け出し、クロスをゴール前に入れると、わずかに高木
にはあわず、得点チャンスを逃してしまう。
37分、タッチライン際で、相手をかわそうとした北村に相手選手の膝が太ももに
はいり、負傷してしまう。
終了間際には、先ほどの北村の太ももの怪我のため、交代して奈須が投入
される。
前半は、岐阜が試合を支配しながら、得点を狙ったがゴールを決めることは
できなかった。両チームとも、シュート数が少ない試合展開となった。
■岐阜大学Starsがハーフタイムを盛り上げてくれました!
後半、立ち上がりから、福岡の選手に次々と警告が出され、中盤での競り合い
が激しくなっていく。
17分、福岡が中央から岐阜ゴール前に入れたクロスに、布部(福岡)におり
返されると、これを久永(福岡)にダイビングヘッドで押し込まれてしまい、
先制点を許してしまう。
その後も福岡に、警告が続けて出ると、25分には田中(福岡)が退場となり、
相手が10人となる。こうなると、完全に岐阜がボールを支配しはじめ、ゴール
を狙いにいく時間帯になる。
32分、佐藤に代えて、小島宏を投入し、得点を奪いにいく。
34分、その交代した小島に、ビックチャンスが訪れる。こぼれ球に反応して、
飛び出すと、GKと1対1になるがこれは、GK神山(福岡)にセーブされ、得点
できない。
35分、小峯の右からのクロスに小島が反応し、ヘディングシュートにいくが、
相手GKに止められてしまう。
ここまで、小島にボールが集まり始め、チャンスがめぐってきているようだ。
37分、奈須がロングスローを入れると、相手ディフェンダーがクリアするが
これが再度奈須のところへくる。これをダイレクトでシュートにいくが、枠には
いかず。
岐阜がサイドを使いながら、猛攻を仕掛け、得点を狙いにいくがなかなか
ゴールを割ることができない。
41分、小峯がサイドから、クロスと思いきやシュートにいき、福岡を驚かせる。
岐阜は、ロスタイムまで、猛攻を仕掛け、チャンスを作り続けるが、ゴールが
遠く、得点を奪うことができないまま、試合終了の笛となった。
前半から、試合を上手くコントロールしながら、進めてきただけに、今日の
敗戦は、悔しいものになった。しかし、試合全体を通し、安定した守備や
攻撃のバリエーションも増えてきた。後は、これを得点力に繋げていか
なければいけない。次は、中2日で徳島戦となるが、コンディションを戻して
勝利を目指すしかない。ご声援ありがとうございました。
■イベントの模様。
ユニフォームを着て、ご来場いただいた方に、バックボードで撮影会が行われました。
沢山の方が、選手サイン会に来ていただきました。