6月21日(土) 2008 J2リーグ戦 第21節
FC岐阜 1 - 1 ザスパ草津(前半1-0、後半0-1)/正田醤油スタジアム群馬/2,832人
得点者:17’片山(岐阜)、70’高田(草津)
■先発メンバー
GK 1.日野
DF 5.川島、4.小峯、3.菊池、27.菊池
MF 33.梅田、7.北村、28.佐藤、11.高木
FW 24.片山、10.片桐
■交代 佐藤→岩田(69’) 高木→小島宏(80’) 梅田→相川(85’)
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■試合レポート
晴天が続いていた6月だったが、ここにきて梅雨らしい天気になった。ザスパ草津の
ホーム、正田醤油スタジアム群馬は、小雨が降り、蒸し暑いコンディションになった。
このゲームは三名泉ダービーとして開催され、岐阜は、前回長良川で、0-1と敗戦を
喫している。今日は、その雪辱を晴らしたいところだ。
試合開始頃になると、急に天候が回復し始め、湿度だけが残り、蒸し暑く厳しいコン
ディションとなった。
前半、ホーム草津が立ち上がりから、積極的に攻撃を仕掛け、岐阜のゴールを
脅かす。岐阜は、片山の1トップから、今日は片桐と2トップコンビを組み、ゴールを
狙いにいく。
草津は、現在4連勝中で、勢いに乗っていることを見せ付けるかのうように、次々と
攻撃を仕掛けてくる。また、攻守の切り替えも早く、難しい試合になりそうだ。
7分、菅が中央でファウルをしてしまうと、FKから狙われるが日野がはじき出し、
ゴールを守る。
11分、高木のシュートは、ゴール左へ外れるが、岐阜もシュートで応戦する。
15分、ようやく、片桐、片山にボールが入り始め、片桐がドリブルで、相手のバイタル
エリアに進入しようとする。
18分、ゴール前で、浮いたボールを片桐が見事にボレーシュートを放つと、これに
反応した片山がゴール前で角度を変えて、先制点を奪った。
23分、ディフェンスの裏にスルーパスを通され、日野と1対1のピンチになるが、
これば日野が落ち着いて、セーブしてピンチを切り抜ける。
31分、CKのチャンスが続くがなかなか、シュートまでいくことができない。しかし、
中盤での守備も安定してきたことから、攻撃へ上手く繋げることができるようになった。
45分、スローインから、高木がドリブルで切り込み、シュートを放つが枠にはいかず、
追加点を奪うことはできなかった。
ここで、前半が終了し、1-0とリードして折り返す。
後半、草津は、同点に追いつくために、攻撃を厚くして、セカンドボールを拾いに
くる。
5分、高木のドリブルから、片桐に折り返して、ダイレクトでシュートにいくが、ゴール
上へ外してしまう。
8分、片桐のCKから、こぼれ球を菅がつめるが、ゴールには押し込めず。
9分、草津のCKから、ヘディングシュートを放たれるが、ゴール上へそれ、万事休す。
11分、川島がオーバーラップしてきたところに、パスを受けて、シュートするが、枠には
いかなかった。草津も運動量が落ちずに、粘り強い攻撃を見せてくるが、岐阜も日野、
小峯、菊池を中心に、こちらも粘り強く守っていく。
草津は、得点を狙うため、選手を入れ替えて、されに攻撃に厚みを作ってくる。
24分、佐藤に代えて、岩田を入れ、中盤での守備を活性化させようとする。
しかし、26分、左サイドから突破されると、ニアで高田(草津)に合わされ、ついに
同点に追いつかれてしまう。
草津もこの同点で、さらに追加点を狙おうと勢いずくが、岐阜は守備で耐えていく。
終盤、岐阜、草津ともに追加点を狙おうと、選手を交代して、チャンスを作ろうとする。
岐阜は、小島宏、相川を入れて、得点を奪いに良く。
さすがに両チームに疲れが見え始め、カウンター狙いの攻撃が続くようになる。
岩田のクロスに、相川がヘディングで飛び込むが、ゴールにはならず、三名泉
ダービーの第2戦は、ドローとなった。松永監督は、「同じ相手に2度負けないこと、
ホームでの雪辱を晴らすために準備してきた」というように、ドローではあるが
価値ある勝点1となった。熱いご声援ありがとうございました。