5月6日(祝) 2008 J2リーグ戦 第12節
FC岐阜 0 - 1 サガン鳥栖(前半0-0、後半0-1)/長良川競技場/4,347人
得点者:81’藤田(鳥栖)
■先発メンバー
GK 水谷
DF 小峯、深津、菊池、奈須
MF 大友、梅田、菅、高木
FW 片山、片桐
■交代 67’大友→小島(弘)、84’深津→川島
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昨日の雨が嘘のように、快晴となったゴールデンウィーク最後の長良川競技
場。今日の相手は、現在J2リーグ4位のサガン鳥栖を迎える一戦。
試合前のキックインセレモニーでは、5月から始まる長良川鵜飼の鵜匠によ
るキックインが行われ、岐阜らしい雰囲気の中試合が行われた。
ピッチのコンディションも非常に良く、美しい芝生が選手たちのプレーを引
き立たせる。今日の試合は、北村、吉村を前節の怪我で欠き、控え選手を起
用しながらの布陣となった。控え選手の頑張りが期待される。
前半、立ち上がりから、両チームとも落ち着いた展開を見せる。前節3失点
をした岐阜にとっては、試合の入り方や序盤に失点しないことが、何より重
要となる。鳥栖の二人のFWは、長身であることから注意したいところだ。
岐阜も中盤でボールを奪いながら、ボールポゼッションし、攻撃の機会を伺
う。21分、高木がドリブルで切り込んで、シュートまで行くが相手に止めら
れてしまう。ここから、徐々に鳥栖ゴールにシュートが行くようになる。
24分、梅田のシュートは、惜しくもゴール上に浮かしてしまうが、攻撃のペ
ースができてくる。32分には、水谷のロングキックから片桐が抜け出し、チ
ャンスを作るがシュートまで打てない。
前半終了間際まで、クロスを上げ、ゴールに向かっていくが鳥栖の守備も堅い。
岐阜もGK水谷を中心に、ディフェンスラインから、落ち着いて守備を行い、
鳥栖の攻撃をいなしながら、上手く前半を戦った。
後半、立ち上がりから、岐阜が攻撃を仕掛けていく。10分には、大友のコー
ナーキックから菅がヘディングシュートを放つが惜しくもゴール上へ。
この時間帯から岐阜の攻撃に厚みが出て、次々と鳥栖ゴールに襲いかかった。
さらに、ゴールを奪うために、大友に替え、小島(弘)を入れて、攻撃的にいく。
25分には、奈須のセンタリングから高木がシュートにいくがこれも決
められない。岐阜の怒涛の攻撃が続くが、最後のフィニッシュが決まらず、
鳥栖もカウンターを狙ってくる。80分ペナルティエリア外から抜け出してき
た、鳥栖の選手を止めようと深津が対応するがファウルになり、PKを与え
てしまう。これを藤田(鳥栖)に決められ、先制を許してしまった。
ここまで良い形で守備、攻撃ができていただけに、悔しい失点となってしまう。
川島を入れて、パワープレーでチャンスを作りだすが、片山のビックチャン
スも決めきれず、試合は終了となった。
試合を上手くコントロールしながら、攻撃できていただけに、惜しい試合となった。
しかし、前節からの守備を修正し、サブの選手の健闘も見えた試合内容には、
これからの試合にも期待が持てる。次節は、熊本でJ2昇格同志の激しい戦い
になるに違いない。