5月31日(土) 2008 J2リーグ戦 第17節
岐阜 1 - 1 ヴァンフォーレ甲府 (13:00/長良川/2,899人)
(前半0-0、後半1-1)
得点者:56’菊池(岐阜)、72’羽地(甲府)
■先発メンバー
GK 日野
DF 川島、深津、菊池、奈須
MF 梅田、佐藤、菅、高木
FW 相川、片桐
■サブメンバー:水谷、山田、岩田、田村、片山
■交代 相川→片山(70’) 佐藤→岩田(78’) 高木→田村(78’)
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■試合レポート
今にも雨が降り出しそうな長良川競技場。午前中は、何とか雨がもっていたが
開場の時間になると急に雨が落ちてきた。今シーズン初めての雨の試合と
なりそうだ。今日の試合、甲府も勝点を上げようと多くのサポーターが長良川
に駆けつけた。ウォーミングアップの時には、大粒でないにしても雨が断続的に
振っていた。岐阜も連敗を止めるべく、今週は準備をしてきた。ホームで、
勝星をとるためにも、厳しい試合を覚悟しなければいけない。
前半、両チームとも落ち着いた立ち上がりで試合に入っていく。岐阜は、最初の
10分の試合の入り方をつねにテーマにおいている。その意味では、上々の立ち
上がりと言える。8分、最初にチャンスのシュートを放ったのは、甲府の羽地。
しかし、これはGK日野が好セーブで、防いでいく。
21分、相川がサイドに流れて、パスを受けると、クロスを片桐に合わせると、
良い攻撃からシュートが放たれる。しかし、これは惜しくも枠を外してしまう。
32分、甲府ブルーノが裏へ抜け出すと、奈須と競り合いながら、シュートに
いこうとする。しかし、日野が飛び出し、事なきを得た。
前半は、両チーム合わせて、シュートが4本と様子を見ながらの試合運びと、
お互いの持ち味を抑えながらの試合展開となった。
岐阜大学STARSが、FC岐阜に熱いダンスを披露してくれた。
後半、立ち上がりから岐阜が攻撃を仕掛けていく。
すると、56分、コーナーキックを得ると、ゴール前に鋭いボールが入り、この
こぼれ球を菊池が粘って、反転しながら右足で鮮やかにゴールネットを
揺らした。菊池は、J2プロデビューを果たしたばかりだが、ここにきて初ゴール
も記録し、チームに勢いを与えた。
甲府も、今日の試合は、絶対に勝ちたいという気持ちが強く、先制された
ことで、猛攻を仕掛けてくる。後半20分を過ぎると岐阜の足が止まり始め、
甲府に押し込まれる時間が多くなってくる。
73分、甲府のサイドからのクロスに対応できず、ゴール前で、またしても
羽地(甲府)にヘディングシュートを決められ、同点に追いつかれてしまった。
ここから、甲府は一揆に岐阜をたたみかけようと、交代を使いながら、猛攻を
仕掛けてくるが岐阜も体を張ったディフェンスを見せて、防いでいく。
82分、甲府ゴール前、左から菅が強引にシュートにいき、惜しくも甲府GKに
はじかれるが、大きなチャンスであった。
その後は、甲府の猛攻にディフェンスラインで、何とかしのぐ時間が多くなり、
きつい時間が続く。これを、全員でしのぎきり、同点で試合終了となった。
甲府を相手に、前半から上手くゲームを運べたことは、今後の試合に繋がって
いくだろう。しかし、後半の甲府とのフィジカル的な面での違いを見せつけられ
るところもあり、修正するところもある。試合を通して、新しい選手も入れながら、
粘り強く戦えたことは、岐阜らしいスタイルを確立するためにも、重要かも
しれない。粘り強く戦うことが原点回帰と岐阜スタイルに繋がるのだろう。
雨の中、熱いご声援ありがとうございました。
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