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☆JFL後期第十四節、TDK SC戦の結果について
(2007.11.11)

11月11日、秋田県にかほ市仁賀保総合運動公園多目的広場にて行われたJFL 後期第十四節(AWAY) FC岐阜対TDK SCの試合は、0-0で引き分けに終わり、4連勝はなりませんでした。試合は前半からFC岐阜が優位に展開したものの、得点を奪えずに前半を終了。後半に入ってもなかなかTDKのゴールを割れず、結局スコアレスのまま引き分けで終了、8/12のFC琉球戦以来の零封ゲーム(JFLで)を勝利で飾ることは出来なかったが、貴重な勝ち点1を得ることが出来た。

FC岐阜 0 - 0 TDK SC
(前半0-0 後半0-0)

【先発メンバー】
GK 日野
DF 李 深津 菊池 平岡
MF 北村 小島 大友 高木
FW 片桐 相川
交代:大友→ジョルジーニョ(後半19分)、高木→和多田(後半32分)、小島→斎藤(後半37分)


前節まで3位のYKK AP、FC岐阜の"J昇格マジック"対象のアローズ北陸、Honda FCの試合結果は次のとおりでした。
佐川印刷SC 2-2 YKK AP(11/10)
ガイナーレ鳥取 2-1 アローズ北陸(11/11)
三菱水島FC 1-2 Honda FC(11/11)
この結果、FC岐阜は暫定4位は維持しました(Honda FCの試合消化数が1試合少ないため)。JFL4位以内確定は、最短で11/25となります。その条件は、
○FC岐阜がガイナーレ鳥取戦(11/17)佐川急便SC戦(11/25)を2連勝した場合
 →「アローズ北陸がFC琉球戦(11/17)佐川印刷SC戦(11/24)で連勝しない」
  &「Honda FCが佐川急便SC戦(11/18)YKK AP戦(11/25)の2戦で勝利が無い」
○FC岐阜がガイナーレ鳥取戦・佐川急便SC戦を1勝1分けだった場合
 →「アローズ北陸がFC琉球戦・佐川印刷SC戦の2戦で勝利が無い」
  &「Honda FCが佐川急便SC戦・YKK AP戦の2戦で2連敗」
です。

その他、前節まで2位のロッソ熊本がFC琉球に4-0で勝利して勝ち点を64とし、4位のFC岐阜以下のチームでこれを上回る可能性のチームが無くなったことから、ロッソ熊本は今期の4位以内が確定し、先にJリーグ昇格の内定を勝ち取りました。ロッソ熊本の関係者の皆さま、おめでとうございます。





【最悪のコンディション !! そんなの関係なく戦うがドロー。】



秋田は秋だ!
秋田空港から試合が行われる仁賀保までは絵に描いたような紅葉が延々と続く。
まるで燃え盛る炎のようにFC岐阜のクライマックスを表現する。
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試合開始。
連勝を重ねるFC岐阜。
この試合も試合開始から怒濤の攻撃で相手をねじ伏せる。
(後方から勢い良く駆け上がり豪快なヘディングシュートを放つ菊池選手)
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雨で足場が不安定。そんなグラウンドコンディションも気にせず
“ただひたすら”ゴールをめがけ疾走する選手たち。
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雨の中、シュートも雨あられのように放つ。
しかし、この試合はなかなか点に結びつかず前半終了。
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後半。降り続く雨はさらに激しくなる。
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そんな中、12番目の戦士も選手と同じ気持ちで雨に打たれながら熱心に応援。
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そのサポーターの手前でアップを開始する控え選手たち。
ここ数試合、スタメン選手より濃い印象を残すFW 和多田選手とジョルジーニョ選手。この凛々しい顔。試合への心構え。
この試合はどこで出てくるのか?
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いい位置で高木和正選手がフリーキックをゲット。
磨かれたスピードスターのドリブルから得たフリーキックを天下の宝刀で閉める。
昨年幾度か魅せた黄金パターンか!
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雨は積み重なり足場は最悪に。ゴール手前付近は完全に水たまり。
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そんな状態でも、構わず、よりいっそうの覚悟でゴールを目指す選手。
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片桐選手。気持ちで引っ張る。
何度かスリッピーなグラウンドで体制を崩しながらも必死にボールをコントロール。
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終了間際。数的不利な危ない場面をなんとか凌ぐ。
ピンチのあとにチャンスは訪れるか。
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これが最後のチャンスか!コーナキックを得る。
高い集中力の片桐選手。
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スリップするグランド。こぼれたら味方の手前にスリップすることもある。
最後のシュートを放つも僅かにそれる。
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そして0-0。スコアレスドローで試合終了
天候は味方してくれなかったように思える。しかし、選手は天候などはねのけていた。
強い気持ちで戦い続けた片桐選手の背中が強く印象に残ります。
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日野選手。直後、下を向かず、前に向かって走る。
そうですね。俺たちに明日はある!残り3試合最善を尽くすこと!
最後まで走り続けましょう! Never Give Up!!
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【松永監督のコメント】


引き分けで終ってしまったのは残念だったです。ただ、終止、ゲーム展開の中では主導権を握れたゲームがほぼ出来た。そういった部分ではいい点が多かったと思いますね。

ーー シュートは19本。大変多く、もう少しのところで決まりませんでしたが。
そういう意味では、最後の決定機に決まらなかったのは反省材料ですね。決定力不足は今日の試合では出たと思います。

ーー 0-0。守備の面ではおさえていましたが。
ディフェンス陣、キーパーも含めて、ディフェンス陣だけじゃなくて全体としての統一感の中で完封にできたというのは収穫面だと思うし、粘り強い守備を続けていかなければならないと思います。

ーー 雨というコンディション。監督としてのアドバイスはありましたか。
もちろん試合というのはその時の状態によってうまく対応できないといけないわけですから、そういう意味では雨のゲームはスリッピーでも直るし、それがピンチにもなりチャンスにも生かせる。そういった意味ではミーティングでも話をしました。

ーー 次節鳥取、そして佐川急便SC戦を迎え、残り3試合への意気込みは。
まず、次の鳥取戦をしっかり勝つということが大事だと思うので一週間しっかりいい準備をしたいと思います。


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