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Jリーグ経営諮問委員会の結果を受けての記者発表
(2007.08.29)

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8月29日、未来会館にてJリーグ経営諮問委員会の結果をうけて、クラブの今後の対応及びお願いについての記者会見を行いました。この会見での今西GMのコメントを要約いたしました。内容は以下のとおりです。



【今西GMのコメントの一部を要約】
8月23日のJリーグのヒアリングを受けた結果の報告が昨日ありました。これまでの財政状況が債務超過であり、残念ながら目標に達しておらず9月のJリーグ理事会では審査されないことになりました。JFL終了後の理事会にて問題点をクリアしている場合には認められます。従って、またもやJリーグより延長させていただけることになりました。これは推測なのですが、自治体のバックアップの賜物だと考えられます。現在、Jリーグを目指しているチームは全国に30?40存在していますが、各チームとも地方財政は厳しい。その点で岐阜には(Jリーグからの)期待が込められていると捉えています。

Jリーグを目指す多くのチームがFC岐阜の動向に注目しています。その分だけJリーグのほうも、非常に厳しいハードルを変えません。ですが、何か岐阜に体する期待感があります。日本の大都市の中で、Jリーグチームがない都市はほとんどありません。残されている都市はわずかです。名古屋のそばにある岐阜。これからは若い人たちが岐阜に帰ってきたい、郷土に誇れるものとしてFC岐阜が役割を果たせるのではないか、そういった面でおそらく、岐阜県知事も共鳴を受けてバックアップしていただけているのではないかと思います。

出資につきましては現在の負債状況を受け、1億円から1億5千万円にせざるを得ません。財政的基盤は身の丈に応じた経営に切り替えていきます。今後の予定は、2008年のJリーグ加盟申し込みは9月30日の締め切りとなっており、この時点で増資計画書とその証明になるものを提出することになっています。11月22日のJリーグ理事会までに来年のスポンサー予定を提出することとなります。

Jリーグからはスポンサーの問題、増資の問題を解決してくださいと課題を受けております。増資計画に関してはOKだが、メインスポンサーに関してはギリギリの状況となっています。こちらに関してはJ2に昇格する、しないで大きく変わってきます。そういった意味ではチームのほうも頑張らなければいけません。

以上の指摘と今までの活動状況を踏まえて、次の2点を今後の強化項目とします。
(1)「FC岐阜 支援企業」の募集
 ユニフォームの胸部分に[がんばれFC GIFU]のロゴをプリントします。
 このロゴマークに対して支援をいただいた企業・団体・個人名を看板形式で各試合会場に設置するFC岐阜応援ボード、及びクラブが作成する印刷物全てに掲出します。
 (内容)
  ○1口 100万円
  ○今回ご支援いただいた企業・団体・個人には2011(平成23)年度のシーズンまで
   (5年間)のホームゲーム「FC岐阜特別シート」を進呈します。
   (J2へ昇格の場合:2席、JFLの場合:4席)
  ○応援ボードの設置・印刷物への掲出期間は2008(平成20)年シーズン終了時までとします。
(2)後援会への加入促進
 会員の有効期間を変更する(既存会員、新規入会会員共に)。
 (現行)毎年2月始め~翌年1月末 → (変更後)入会日より1年間
 また、岐阜県内の次の企業・諸団体に対し、今後も加入の依頼を継続していきます。
 ○連合岐阜の関係企業・団体
 ○県内の経済5団体(※)に加入している企業
 ○個人サポーター


また、記者発表にて現在のチーム状況を示す各資料を公表しました。

1)来場者数 8/19 ロッソ熊本戦終了現在
  ホームゲーム14試合合計 49,219名   1試合平均 3,516名

2)後援会入会者数  8/29現在  (今期目標 個人3,000名、法人300団体)
   個人 970名  法人 77団体

3)スポンサー状況  8/29現在
   1億2,000万円 (今期目標1億7,000万円)
   
4)出資状況 8/29現在
   約4,000万円を確約 (目標1億5,000万円)


(※)経済5団体
 岐阜県商工会議所連合会
 岐阜商工会議所
 (社)岐阜県経済同友会
 (社)岐阜県経営者協会
 岐阜県中小企業団体中央会

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