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☆観衆を湧かす快勝劇!流通経済大に3-0で勝利
(2007.04.22)

4月22日、岐阜メモリアルセンター 長良川競技場にて第9回日本フットボールリーグ前期7節、FC岐阜と流通経済大学との試合が行なわれFC岐阜が3-0で勝利しました。FC岐阜は試合停止選手・風邪の選手が続出したこともあり、今シーズン初スタメンの選手を約半数となる5人(DF 李・菊池・松田 MF齋藤竜 FWジョルジーニョ)入れ替えての試合となった。試合は前半27分、ジョルジーニョ選手からのパスを片桐選手がゴールし先制、後半は完全にFC岐阜ペースとなり、狙いのある素晴らしい攻撃を繰り返す。後半4分、今度は片桐選手からのパスをジョルジーニョ選手が決め2-0とし、さらに後半21分、再び片桐選手からのパスを菊池完選手が、トドメとゴールを決め3-0とし、そのまま試合終了となった。


また、現在首位の栃木SCは好調を持続するアローズ北陸と対戦し、1-1の引き分けとなったためFC岐阜は再び首位に返り咲きました。次節はその栃木SCとアウェーでの対戦となります。ともにJリーグを目指すライバルとの一戦。今季初の“J準加盟ダービー”です。見逃せません!

FC岐阜 3 vs 0 流通経済大学
(前半1-0 後半2-0)

FC岐阜 先発メンバー
GK 日野優
DF 李成浩、小峯隆幸、菊池完、松田勉
MF 齋藤竜、山田正道、小島宏美 ⇒ 櫻田真平(75分)、北村隆二(Cap)
FW ジョルジーニョ ⇒ 和多田充寿(75分)、片桐淳至 ⇒ 後藤裕司(84分)
岐阜メモリアルセンター 長良川競技場  試合開始13:00  観客数3,194人





【痛快、猛攻撃!これがFC岐阜のサッカーだ!vs 流通経済大学戦】


勝ちはしているが苦しんでいるFC岐阜。次節に栃木SCとの試合を控え、その先を占ううえでの重要な一戦。相手はJリーグ予備軍の選手を多数揃える流通経済大学。天気は雨、試合前は雨は降っていなかったが、コンディションの悪い試合で3,000人を超える観客が集まってくれたのは嬉しいことです。岐阜の人はホントにあたたかいです!


前節、試合後にて「少しメンバーをいじる予定」と話していた戸塚監督。
どうなるのだろうかと思っていたが、まさか5人も変えて来るとは“大胆”だ!
出場停止選手の他、体調を崩している選手もいたようです。



期待の5選手!
前節、いい評価を得ていた齋藤竜選手はMFで出場。
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DF左サイドは平岡選手にかわり松田勉選手(写真:左上)
DF右サイドは中尾選手にかわり李成浩(リ・ソンホ)選手(写真:右上)
FWは和多田選手にかわり、ジョルジーニョ選手(写真:左下)
深津選手にかわりCBに入ったのは菊池完選手(写真:右下)
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その新スタメン選手。いきなり好機をつくりだす!
(下:難しい体制から足を合わせるジョルジーニョ選手)
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前節、痛い引き分けを喫し、チーム全体に危機感があります。
片桐選手。この試合は始まりから気迫と自信にみなぎるプレーを連発。
見ている人も、「今日はきっと決めてくれる」
そう思ったのではないでしょうか。
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そして、前半27分。
ジョルジーニョ選手からのパスをみごとにゴーーーーーーーーール!!!
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ホームでは2007年JFL初となるゴールを決めた片桐選手。
お決まりの“I Love Gifu”ポーズもホームでは今季初!
このシーンを見るためにスタジアムに来る人も少なくないのでは!!
岐阜の誇るエースのゴールでチームは一気に波にのる。
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その後、勢いは少々ペースダウン。若干攻め込まれるが
守備では髪を短く丸くなった日野選手が好セーブを連発しスタジアムを湧かす。
“浪速のスパイダーマン”がさらにスパイダーマンに見えます!
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後半突入。
前半の勢いは後半さらに加速。
小島選手のスピードもさらに鋭く加速!
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後半4分。
1点目をアシストしてもらったジョルジーニョ選手を
今度は片桐選手がアシスト。2人のラブゲームです!
これをジョルジーニョ選手がみごとに決めて2-0とする。
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祝福する齋藤竜選手。
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「これまで出れなかった選手が、これまでしっかり
トレーニングをしてた成果がグランドに出た」と戸塚監督。
各選手とも気迫のプレーで会場を湧かせた。

リ・ソンホ選手。以前よりも気持ちの入った、
気迫あふれるプレーをしているように思える。
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前節、前前節と悔しい表情が印象的だった北村選手。
90分間、気持ちの入ったプレーを続ける。
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“キャプテン”北村選手。トドメの1発、決められず。
状況は良くとも1点の重みを痛烈に感じ空を見上げる。
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そんな中、遠くから気迫たっぷりの男がかけあがって来る。誰だ?
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完(菊池選手)だ!!!
“完”璧なまでに守り徹していた男が意表をつくダッシュ!
気迫のりまくり。場内騒然!
片桐選手にパスをしたあともダッシュ、ダーッシュ!!
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名付けて「キック・ザ・完(かん)来るー!!」
この勢いに相手守備陣もついていけず、
完全フリーのパスが来たーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!
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これをみごとにゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!!!!
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後半30分。ジョルジーニョ選手にかわり和多田選手登場!
小島選手にかわり櫻田選手登場!
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交代した選手も凄い気迫!
櫻田選手、ゴール前での体を張ったプレー。
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和多田選手。ゴールを決めたかと思われたがこれはオフサイドに。
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まだまだ層は厚い!岐阜工業高校の先輩後輩の関係である
片桐選手からバトンタッチしてピッチに入った後藤選手。
激しい攻撃を繰り返す。
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そして試合終了。多くの人が今季最高と口にする。観衆大満足!!

マンオブザマッチに選ばれた小峯選手。
サポーターに深々とお礼をし、
最後は歓喜のガッツポーズ!カッコイイです!
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変えた選手が大活躍で「次(栃木戦)は悩みます!」と嬉しい悲鳴の戸塚監督。
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【戸塚監督のコメント】

今日は体調が良くない人間が出たり、出場停止の選手がいたりしたため、選手を5人変えてやってみたのですが、ここまでずっと出れなかった選手達が日頃しっかりとトレーニングをしてた成果がグランドに出て、しっかり出してくれた。今まで出てた選手が危機感を持つようないいライバル心・競争心が出るようないいゲームをみんながしてくれて、うち(FC岐阜)らしいサッカーが少し出てきたかなっと思いました。

いい形で試合は進んでたのですけれども点をとってから少しルーズになったところがあり、ハーフタイムにもう一度、前半いいスタートを切れたという、その気持を忘れずにもう一度確認をして後半、もう一点、もう二点取れば試合が決まるのでと指示をして、後半はほとんど危なげなくうちらしい狙いのサッカーを45分間できた。もっともっと精度を上げなければいけないところもあるのですが、ようやくサッカーらしくできた。結果もそうですけども、内容も良かった。


今まで出てたメンバーはJFLの相手チームの出方をがっちり受け止めて自分たちが同じようなリズムになりがちだった。ただ、今日の新しいメンバーというのは日頃やってるサッカーをとにかくグランドでやれという指示だったので、彼らにとっては初めてだったのですけど、やってることはいつもどおりだったので、“やればできる”という気持が今迄出てた選手にも芽生えてくるだろうし、もう一回思い出すという意味で、変わって出た選手が本当によくやってくれたと思う。今の時点ではこの試合がベストゲームだが、もっともっと要求したいことはあるので(この試合は)最低のベースですね。

このあと強い相手ともあたりますので、いい準備といい雰囲気で次のゲームもやっていきたいと思います。


(栃木戦に向けて----)
相手チームの狙いは明確にやっている部分があるので、そこをまず注意ポイントとします。あとは、いつも言っていますが自分たちの力をどうやって発揮するか。ここにやっぱりウエイトを置いてやりたいと思うのであまり相手を意識して考えてはいません。次のゲーム勝てれば随分と自信にもなるだろうし、少しづつ内容も良くなっていくので、そうすると先が見えてくるので大事なゲームにはなることは間違いありません。




吉田康弘選手のコメントはYoshi☆Blogにて!
http://yoshi-sc.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/fcvs_ef41.html


伊藤哲也選手兼コーチのコメントはBlog5にて!
http://www.cogito.st/blog5/2007/04/7_vs.php




さあ、次節はいよいよJリーグ準加盟チームとの戦い。JFLというリーグをプロのガチンコ対決に様変わりさせる試合の第一弾!アウェーですがみどころは一杯です!絶対見逃せない大一番!

1.FC岐阜、栃木SCともに今年Jリーグ準加盟申請承認を果たしたチーム。ことし4位以内となれば来期からJ2入りが果たせるチーム同士の、Jリーグ準加盟ダービーです。両チームとも1試合の観客が3,000人(開幕戦、栃木は1万2千人)を超え、盛り上がりはJFL屈指!。しかも首位を毎週奪い合う展開となっているチームだけに両チームにとって負けられない一戦です。

2.天皇杯、草津戦以来となるアウェーの雰囲気の中、自分たちのサッカーをとりもどしたFC岐阜は全てを出し切れるのか!!

3.栃木SCには小島選手と東福岡高校で共に活躍した山下選手(2トップを組み、高校サッカー選手権では2人揃って大会優秀選手)がいます。ともに日本代表を経験し、ともに地域に愛されるJリーグチームを産むために情熱を捧げる。サッカーは1対1のスポーツではありませんが、チームを引っ張る同期、同門対決も見逃せません!




岐阜から、全国から、現地から、みなさまの熱い応援よろしくお願いいたします。

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