3月18日(日)Honda都田サッカー場で行なわれたHonda FCとのJFL開幕戦はFC岐阜が1-0で勝利しました。1999年にJFL新リーグが発足して以来、前年度を含めて優勝3回、2位4回というJ1にも比肩できる強豪Hondaを相手に、15分すぎからは防戦一方の苦しい展開となりました。後半、風上にまわって互角の戦いに戻したものの両者決定機を逃し、あと5?6分の終盤へ。0-0のまま終了引き分けかと誰もが思い始めた41分、お子さんが誕生したばかりの、MF佐藤聡選手が愛する家族の出生祝いと、チームの前途をバラ色に輝かせる歓喜の勝ち越しゴール!!この貴重な1点が決勝点となり、J2昇格を今季の必須課題と定めるFC岐阜にとって、大きな大きな初戦勝利をチャンピオンチーム撃破という大金星で飾ることとなりました。 Honda FC 0-1 FC岐阜 (前半0-0 後半0-1) スターティングメンバー 日野、中尾、小峯、深津、平岡、佐藤、山田、北村、小島、和多田、片桐 交代:小島→岩田昌(58分)、和多田→木島(79分)、中尾→松田(88分) 【感動は続くよどこまでも!2007年も劇的な試合で開幕。HondaFC戦!】 昨年に続き、山場が開幕戦に来た。 相手は2006年度のJFLの覇者、Honda FC。 県民の後押しによって、条件付きだが準加盟の承認を得たFC岐阜は 何としても勝利をプレゼントしたいところ。
背景をHonda FCの赤いダンマクに囲まれ 闘志をメラメラと燃やす“キャプテン”北村選手。 両チームのダンマクがほぼ均等にゴール裏を囲む。 全国リーグゆえ、どのチームも地域の後押しを受け盛り上がる。 本日の試合前練習風景。
小峯選手! 期待の新戦力。深津選手。 精神を集中させる選手たち。 緑の軍団を背に。戸塚監督と伊藤選手兼コーチ。 HondaFC マスコットのパフォーマンス。とても陽気ですね。 そして、選手入場! 気合い充分! 本日のスターティングイレブン! 試合開始。開始から果敢に攻撃を仕掛ける。やや押し気味の展開。 しかし、その後、相手のペースに徐々に傾いて行く。 苦しみながらシュートを放つが堅い守りに阻まれ得点ができず前半が終了。 このままでは!! 両チーム無得点で折り返すが選手の表情は険しい。 ここでひと息。 Honda FC ハーフタイムショー! ここで、新加入、和多田選手のパワフルなプレーを スペシャルバージョンにて! 後半に入っても流れはなかなか変わらず、 足の状態がよくなかった小島選手に替え岩田選手を投入。 変わった岩田選手がスピードとキレのあるプレー。 流れが変わりだす。 試合は終盤にさしかかり、 気迫のこもったプレーで幾度かシュートを放つがゴールには結びつかず。 このまま終了してしまうのか・・・。 ここでさらにカンフル剤を投入。 和多田選手に変わり、木島選手を投入。 積極的なプレーで雰囲気をつくりだす。サポーターもさらに盛り上がる。 ここはアウェーなのだろうか、心強い緑の軍団を背に コーナーキックを蹴る片桐淳至選手。 ここからはじまった攻撃から、何度か相手DFに阻まれた末に お子さんが生まれたばかりの佐藤選手の前にこぼれ球が来た!!!!! これを体制を崩しながらフワリと浮かす。 そのボールはゴールキーパーの頭上を通過した!! ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!!!!!!!!!!! 見た事ないはしゃぎようでグランドをかけまわる選手たち!! 王者相手に苦しんだ末のゴールはやっぱりうれしい! そして試合終了。 苦しみましたが、勝利をプレゼントすることができました。 「内容ではHondaさんに負けていたので、勝ち点3は大きいです。」 【戸塚監督のコメント】 選手が思ったより固かった。自分たちのサッカーを出し切れなかった。ただ、初戦に勝てた事は非常に良かったと思います。前半は(強い風下であるため)厳しくなると予想して選手達を試合に送り出したのですが、あまりにも消極的で、相手がどのようにやるか見ながらサッカーをやっていたが、後半は自分たちから攻撃をしかけていかないとこのままのリズムで行っちゃうよと話した。修正はなかなか難しかったですけども、途中で岩田と小島を変えて中盤のバランスが良くなってからは多少形はつくれたが、まだまだやることはいっぱいです。 内容ではHondaさんに負けていたので、勝ち点3は大きいです。自分たちのサッカーができずに、こういう勝ち点3が取れたというのは、34試合の中で何回かあると思います。その中の一勝というのは大きなものになると思いますし、これを生かしてあと33試合戦いたいです。 先手をとるために何をすべきかということを選手達が頭のなかではわかっていても今日はどうしても自分達のほうに流れを持って来れなかった。ディフェンダーに関してはよく頑張ったと思いますががまだバランスがねギリギリのところで、もっと余裕があってディフェンスでもイニシアティブをとっていくことを目指しているので、後手にまわってのディフェンスではなく、もっと安定したディフェンスをさせたいです。
佐藤選手の決勝ゴールについて--------------------------------------- みんなわかっていると思いますけど、ミスキックですよね。運に救われた感じです。
今週、水曜(アルテ高崎戦)、日曜(TDK戦)と連戦が続きますので、ここをうまく乗り切れたら、自分たちの力を出せるので、あと2ゲームをうまく戦えたらと思います。もう一度岐阜へ返って、いいコンディションで最善を尽くしてホームでは今日出せなかったFC岐阜を出したいと思います。 【森山選手のコメント】
今日の試合は内容的には判定負けです。ただ、勝てたという事が一番いいことです。この内容で岐阜で試合を見せたら「何だこれは!」と言われるような恥ずかしい内容だったので今回の問題点をちゃんと修正して、今度は地元で試合ができるのでいいサッカーをして勝ち点3を奪いたいです。 【決勝ゴール佐藤聡選手のコメント】
内容はともかくとして勝てた事が次につながると思います。 (→決勝ゴールについて)自分の前にボールが来たので打とうと狙っていたので、そんないいシュートではないのですけれども枠に入って良かったです。この試合がいい自信になりましたが、もっといいプレーをしなければ他にもいい選手はいますし、これからもっといい内容でいいプレーができればと思います。 【伊藤選手のコメントはBlog5にて】 http://www.cogito.st/blog5/2007/03/_vs_honda.php 試合結果データ詳細はこちら http://www.fc-gifu.com/result/070318/ そして、次節、3月21日(祝日)はいよいよFC岐阜のホーム開幕戦です。みなさまの熱い声援でチームを波に乗らせてください。もちろん当日、会場にてチケットをお買い求めいただけます。地元の人たちにぜひぜひFC岐阜の試合を観ていただきたいです。ご家族・ご友人など、お知り合いの方をお誘いのうえ岐阜メモリアルセンター長良川競技場までよろしくお願いいたします。
アルテ高崎戦。13:00キックオフです!
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