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バックナンバー|2006年09月

☆Jへの挑戦!天皇杯2回戦 神奈川大学戦の結果について
(2006.09.24)

FC岐阜(トップチーム)は、9月23日、天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦にて、神奈川大学と対戦し、1-0で勝利しました。前半4分、神奈川大学の決定的シーンをGK曽我部選手が体を張って防ぐ、しかしこれが1発レッドカードとなり退場。いくら学生相手といえど10人での戦いは厳しい状況。これによりFW松江選手がGK田中慎太郎選手と交代する。攻撃の人数を減らしながらの状況だったが、前半27分、中尾選手がゴールを決め先制する。この1点を守りきり勝利し、3回戦進出を決めた。


神奈川大学(神奈川県代表) 0 vs 1 FC岐阜(岐阜県代表)
大和市営大和スポーツセンター競技場・観衆794人
【得点者】
FC岐阜:中尾(27分)


天皇杯2回戦の詳細結果・他試合の結果は日本サッカー協会「天皇杯」ホームページにて http://jfa.sportsinfo.jp/2006/EmperorsCup/20060923.html

携帯サイトURL
http://jfa.sportsinfo.jp/m/




【9.23 俺たちのYAMATO ?神奈川大学戦 in 大和スポーツセンター競技場?】



本日のスターティングイレブン!
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風が強く吹き、「風上」「風下」の影響が大きくでるコンディション。
はたして風はどちらに味方するのか!
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試合開始!
大学生相手に今日も順等な試合を繰り広げていると、
ファンのほとんどが考えていただろう。
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が、しかし!!!
神奈川大学がいきなり決定的なシーンをつくりだす。
この場面に体を張ってボールを奪いにいった曽我部選手。
阻止とみなされ一発レッドで退場となってしまう。
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いたしかたない退場。場内騒然。
この1点を守りきることがどう影響するのか。
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曽我部選手がいなくなっても、FC岐阜には頼もしい守護神がいる。
FW松江選手に交代し、GK田中慎太郎選手がピッチに入る。
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現状に立ち返り10人でのサッカーでリスタート
まずは相手FKを防ぎきる。
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ボールが元気玉のように見える。ボールに魂を込めて!
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攻めの駒を欠く中、攻め手に苦しむ。そんな中、
スペースの狭い場所をすりぬけて小島選手が強烈なミドルシュートを放つ!
しかし、ゴールポストにあたりもう少しだった。
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大変苦しい状況の中、右サイドから中尾選手がクロスぎみのシュートを放つ!
このシュートが風の影響で変則的な回転をし、ゴールキーパーの頭上を越す。
そしてポストギリギリのところにあたり、跳ね返ったボールがゴールを割る!
中尾選手の技術と、岐阜から流れてきた
ファンの熱い想いを運んだ風が絶妙なコラボを実現したのだろう!
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この1点がどれだけ大きかったか!このシーンを見てお分かりだろう!
中尾選手も思わず「よっしゃー!」という大きな声を響かせた。
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やはり歴史と伝統があり、学生・社会人全てがプロと戦える天皇杯
岐阜でなくとも反響は大きい!地元の岐阜ファン、在京の岐阜ファン、
神奈川大学の関係者でスタンドはほぼ満員。
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後半に突入。攻め手が少なく、片桐選手のドリブルが目立つ。
いつもなら2人がつくところだが、この試合は3人、4人と囲んでくる。
それでも簡単には崩されず!
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田中慎太郎選手。
これまで攻め込まれる状況はそんなになかっただろう。負けられない試合。
「ホップ!・ステップ!・ジャンプ!」
1つ1つのシーンを落ち着いて、気迫をこめて守り抜く。
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鋭いヘディングシュートも落ち着いて防ぐ。
危ないシーンを頼もしく防いだ慎太郎選手に小峯選手が歓喜の抱擁!
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終了間際、10人での攻撃に慣れてきた。
高木和正選手の決定的なシーンが訪れるが惜しくも外れる。
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そして、試合終了。
守りきった!選手の気持ちが表情に現れる。
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サポーターに挨拶!次は草津戦。3回戦は挑戦者としてガンガン行ってください!
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【戸塚監督のコメント】
苦しい試合を制し、3回戦進出を決めた直後の共同インタビュー、第一声
「まぁ、こういう試合もある。サッカーだから何が起こるかわからないね。」


予想外の展開だった。相手の攻め手がボールをつながれたら中盤も崩されるし守りようがない。中盤でつながれるとディフェンダーも取りに行かざるをえないため集中力が切れててこづるが、相手の攻め手はロングボール中心だったため助かった。前半に運良く点が入り「風下」にあたる前半を凌げた(後半「風上」になれば、ボールが止まるためディフェンダーがラクになる)。10人で90分間戦って0点でおさえたのは自信になる。11人でやっていればもっとラクなゲームだったと思う。1トップで後ろの8人の選手は相手のスペースをつくらないよう伝えたが、相手の狙いどころが見えてこなくて、それがなくて助かった。耐えるしかなかったが、連携はあまり良くなく最後のほうに良くなった。選手には良いトレーニングになったのではないか。今日の内容はなしです。長かったです。


■3回戦はいよいよザスパ草津との初のJチーム公式戦ですが -------------------
1戦1戦が大事なので次は格上(ザスパ草津)なので挑戦者として、勢いだけはもって相手をあたふたさせたい。自分たちのサッカーがどれだけ通用するか。FC岐阜は応援して下さっているサポーターが多いので、サポーターのみなさまに対してとにかくいいゲームをしたい。勝ってもおかしくない!ザスパにとっては嫌なのではないか。100%を出し切って互角に戦えるようにしたい。


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