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☆東海リーグ1部 第四節 中京大学FC戦の結果について
(2006.05.28)

FC岐阜(トップチーム)は、5月28日、東海社会人サッカーリーグ1部 第四節(ホームゲーム/浅中陸上競技場)にて中京大学FCと対戦し、2-0で勝利しました。東海リーグ開幕以降の課題である前半の攻撃はだいぶ良くなってきたが、得点には結びつかず、後半に突入。後半の中盤にさしかかっても点は入らない状況で、戸塚監督は森山選手・酒井選手を替え、田澤選手、今節よりAチームに昇格したばかりの松江選手の2人の長身FWを投入。
この采配が当たり、後半28分、平岡選手からのパスを松江選手がヘッドし先制のゴール。さらに後半44分に田澤選手からのパスを高木和正選手がシュートし2点目のゴールを決め、間もなく試合が終了。前半にまだまだ課題の残る試合だったが、今節から登場した“新戦力”が結果を残し、収穫のある試合となった。

次節はいよいよ『岐阜メモリアルセンター 長良川競技場』での今季初ゲーム。大きいスタジアムを満員にうめつくすべく『1万人計画』が着実に進行中です。岐阜を愛する人が一同に会する場となればと思います。We Love Gifu ! We Love FC Gifu !ということで、岐阜のみなさんが集まって、感動の1日をつくりあげましょう。みなさん一人一人が、まだスタジアムにきたことのない人を一人づつ呼ぶだけでも、スタジアムは大きく変わります。クラブ側でもできる限り努力しますが、ぜひとも、みなさんの口コミパワーで“めざせ1万人”達成させましょう! 岐阜から全国に轟く感動空間をつくって、選手を励まし、JFL昇格へ導きましょう! “Start the movement”!!



緑あふれる公園の中にある浅中公園陸上競技場。
芝生も良く、緑をチームカラーにするFC岐阜にとっては
まさにホームと言えるグラウンドです。
浅中公園


新緑の季節。まだまだ新しい力“しんりょく”が
次から次へと出てきます。
新緑


聖地浅中の横断幕。
雨の予報が晴天になったり、後半から強い追い風が吹いたり、まさに聖地!
聖地浅中


浅中は交通手段が少なく、近鉄養老線は数少ない手段。
一時間に一本という本数の電車に大挙してかけつけた熱心なファンが
聖地浅中に続く橋を渡って続々と詰めかける。
大垣駅では駅員も驚く、プチ社会現象が起きた。
橋を超える観客


交通手段が少ないにもかかわらず、観客は1,000人超えをした。
昨年も浅中で試合があったが、隣にある小さいほうのスタジアムがうまるほどの状況から1年のあいだに、サポーターの数は何倍にも増大している。
観客1000人超え


そして試合開始。
試合開始


ケガで出場を見送った小島選手にかわり、酒井選手が東海リーグ初出場!
元中京大学出身ということもあるが、トレーニングでの前向きな姿勢を戸塚監督に評価されての出場となった。試合後、戸塚監督は『アグレッシブにやってくれた。公平に与えたチャンスを掴んだ』と評価。
酒井選手

前半の攻撃は、かなり活発になってきた。あと一歩、何かが足りずゴールにつながらない。もう少しのところまできている。次節、長良川では前半・後半そろい踏みの爆発に期待!
前半シーン

ゴール前での素晴らしいルーレット!!
有名なジダンのマルセイユルーレットならぬ
“アサナカルーレット”と呼ぶべきか。
このシーンもあと一歩及ばず。(片桐選手)
前半フェイント


後半22分、Bチームから昇格したばかりの松江選手が登場。
岐阜県社会人トーナメントでWハットトリック(6得点)を決めるなど、噂の新戦力。這い上がってきた男の表情は、威風堂々としていた!!
松江選手登場


フィールドに入ったとたん、そつのない動きで相手DFを翻弄する松江選手。
登場直後の後半28分。初登場からわずか6分で衝撃のゴールを決める。
プロ野球に例えると、初打席初ホームランのような衝撃です!!
松江選手ゴール


後半22分、FW田澤選手も登場。田澤選手の動きも冴えていた!
松江選手とセットで、苦しんでいた流れを大きく変えた。
田澤選手


残り時間わずかなところで、高木成太選手が初登場。
選手層の厚いFC岐阜の中でこの選手も見逃せない選手。
ASAYANオーディション出身!ホームページも充実しています。
http://narista.cocolog-nifty.com/

高木成太選手


松江選手の衝撃ゴールが目立ちますが、
今日の影のMVPは曽我部選手。
“曽壁”と書きたくなるような鉄壁の守り。
この試合も好セーブを連発し、幾度となくピンチを救った。
東海リーグでは、ここまでPKでの失点をのぞいて完封している。
この勢いはどこまで続くのか!
曽我部選手


『ドン・ドン・ドドドン えふしー ぎふ! 』 声が生きてた!
観客の手拍子も加わり、感動空間ができあがりつつある。
まだまだ課題は残るが、収穫の多い試合にサポーターは大満足!
サポーター満足


試合後、メディアのインタビュー攻めにあう松江選手。
『結果を残してレギュラーをとれるよう頑張ります。』
昇格したばかりとは思えない、どん欲な発言。
ハイレベルなレギュラー争いに目がはなせません。
松江選手インタビュー



【戸塚監督のコメント】
毎度だが、前半の出来は良くなかった。内容的には今までよりは良くなっている。点をとるとこでうまくいかない。
中京大学FCのディフェンダーがよく、点がなかなか入らない状況で、後半途中、松江と田澤の長身フォワードの高さに期待して、うまく点がとれたのでよかった。もう少し早く先取点がとれれば安定した試合になるが、中京大学FCがしっかりしたサッカーをやっていた。11人のポジションにいろいろな選手が入ってきて、それぞれの選手が特徴をうまく出し切って結果を出している。選手としてはポジション争いが激化して大変だが、選手層が熱くなりバリエーションが出てきたのはプラス材料だ。今後の試合に備えて、内容を少しずつ良くしていい結果が出せるように準備したい。

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